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チコちゃんに叱られるぞ！
ここ2ヶ月はテイクアウトがメインになっていたので、
昼休みに出歩くことが無くなっていたのだが、
久々に駅方面に歩いてみると…
「先生、ランチ再開したからまた来てくださいね」
と懐かしい声が…
食前のドリンク、サラダ、メインのパスタ、食後のドリンク
これだけついて1000円のイタリアンのお店だ。
かと思えば、数軒シャッターが閉じたままの店があった。
今日の新聞でも「臨時休業のつもりが、
事業継続をあきらめ、そのまま閉店」の記事。
3月から休校になり外出自粛で3ヶ月、
本校では５月半ばから分散登校を始めたものの、
コロナ以前とは生活パターンが変わってしまい、
学校に復帰できない学生さんも居る。
絶え間なく流れつづける自然界では「変化」は
何も珍しい現象ではない。
私たち人間が「いつもと変わらない」という
幻想に浸って感覚が鈍くなっていただけなのだ。
自分の外は予告もなく目まぐるしく変化をしている。
自分の内側は…
大きく影響を受ける人も、あまり影響を受けない人もいる。
自分の人生を歩んでいるか？
誰かが作ったレールの上を歩かされているのか？
の違いではないかと考えている。
「学校を辞めたい」と云ってきた学生には、
何をしたいのか？ と聞くようにしている。
多くは「別に…いまはありません」と答える。
入学金を支払い、学費を納め、
手にしたい未来のために先行投資をしてきたのでは？
それを上回るような「やりたいこと」が
見つかったのであれば、進路変更はありかもしれない。
昔、はりきゅう学科で学んでいた柔道整復師さんが、
「先生、俺、もっとビックになりたいです。」
と云って退学した。
数年後に会った時、風俗店を多角経営して羽振りが
良くなっていた。確かにビックになっていた。
「夢」を常に思い続けないと、
自分の内外で起こる変化に右往左往してしまう。
ウイズコロナの世界でどうやって生きていくか？
コロナ後の世界でどうやって勝ち残っていくか？
コロナ以前のやり方ではおそらく生き残るのは大変だ。
3年間で国家試験の勉強をしているだけではダメだ。
資格をどう活かすか？
時代はどう変化していくか？
自分が得たい幸せな未来は何か？
自問自答して見出す力を身に付けて欲しい。
ぼーっと生きているとチコちゃんに叱られる。
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