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鍼灸学科
出口は2つ
「ゆく河の流れは絶えずしてしかももとの水にあらず…
川の水の流れは絶えることなく続いているように見えるが、
よく見ればそれは決して同じ水ではなく、
移り変わっているという詩です。
この詩を紹介しつつ、いつもであれば実技の時間で、
身体に流れる目に見えないエネルギーについて、
「氣」も同様に刻一刻と変化しているので、
その変化をキャッチするんだよ!と説明しています。
春夏秋冬と季節はめぐり、また春が来て、
新年度が始まるぞ!と準備をしていましたが、
今年はいつもの春とは違う流れになりました。
時代が少しづつ移り変わっているようです。
コロナ禍によってこの先どのように
変わっていくのかは誰にも分りません。
街では多くの店がシャッターを下ろし、
行き交う人々も「緊急事態宣言」からかなり減少、
経済の流れも停滞しています。
とりあえず5月6日までの「自粛制限」ですが、
ここ数日の東京都の新規感染者数を見るかぎり
「解除」は難しそうに思います。
感染症の出口は「2つ」です。
・病原体に感染して抗体を獲得する〔病後免疫〕
・ワクチンを投与して抗体を得る〔人工免疫〕
現在、政府は8割おじさんこと北海道大学西浦教授の
「人との接触を8割減らす」方策をとっていますが、
個人的には京都大学レジリエンス実践ユニットの
やり方の方がよさそうな気がしてなりません。
さて、いよいよゴールデンウィークが始まります。
「例年の」とはいきそうにありませんが、
出来ることをして楽しみましょう。
私は、家に籠って遠隔授業の課題作成に励みます。
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