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知っていますか病気のこと 47 花粉症
今回は花粉症についてみていきます
花粉症はアレルギー性鼻炎やアレルギー性結膜炎の中でもスギやヒノキなどの花粉が原因となり、くしゃみや鼻水、目の痒みなどが生じるアレルギー性疾患です。
原因についてみていきましょう
スギ、ヒノキ、ブタクサ、ヨモギなどの花粉が鼻から入り、体内の免疫システムによって異物とみなされ、抗体の1つであるIgE抗体を作成します。このIgE抗体は花粉と接触する度に作られるため、体内に少しずつ蓄積していきます。
一定以上に蓄積されると、次に花粉が入ってきたときにはアレルギー反応を起こすヒスタミンなどの化学物質が分泌されます。この化学物質がくしゃみ、鼻水、目の痒みなど花粉症の症状を引き起こします。
今まで花粉症でなかったのに急に発症したと感じるのは、その年にIgE抗体が一定以上蓄積されたからなのです。
花粉症はその人がアレルギーを起こす原因によって症状が起こるタイミングが変わります。
飛散する時期の画像を他サイトから引用したものを貼りますのでご自分の発症時期を確認しておくと良いでしょう。
症状についてみていきましょう
- くしゃみ
- 鼻水
- 鼻づまり
- 眼の痒み
- 喉の痒み
初めて発症した人で喉の痒みがある場合は、風邪だと思い込んでしまうことがあるので注意しましょう。
診断についてみていきましょう
- 特異的IgE(Viewアレルギー39)
- 皮膚反応検査
- 鼻粘膜誘発テスト
特異的IgE(Viewアレルギー39)は保険診療で5000円程度で一度の採血にて39項目を検査できるもので、特定が難しいものやどんなアレルギーをかかえているのかを調べることができます。食物も検査項目に入っているので食物アレルギーを検査することもできます。
治療をみていきましょう
対称性療法と根治療法があります。
1.対称性療法
- 薬物療法(抗ヒスタミン薬、抗ロイコトリエン薬、鼻噴霧用ステロイド薬、点眼用抗ヒスタミン薬、点眼用ステロイド薬など)
- レーザー手術
2.根治療法
- 免疫療法
アレルギー免疫療法といい、少量の原因物質を取り入れ徐々に免疫を獲得する治療方法です。
*自己判断で木などに付着している花粉を取り入れるとアナフィラキシーショックを起こす可能性があるので、必ず病院で治療として行うようにしてください。
症状があるもしくは疑いがある方は検査も治療も行えるので病院へかかりましょう
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