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知っていますか？病気のこと 21 口内炎
口内炎は口内粘膜に起こる炎症の総称です。
頬や唇の裏の粘膜、喉、舌など、口内のあらゆる粘膜にでき、痛みや不快感から生活の質を低下させる疾患です。
ひとつだけでなく複数できたり、長引くこともあります。
口は食事や呼吸、会話などで外部に接する器官だけにほこり、細菌、ウイルス、ストレス、栄養不足、口の中を噛むなど影響を受けやすく口内炎を引き起こす原因もあらわれる症状もさまざまです。
好発部位は口の中や唇など周辺の広範囲に腫れや炎症がおよぶ口内炎は頬の内側、歯茎、舌にできやすく、唇や口蓋、喉の周辺にできることもあります。
部位により細かく分けると歯茎は歯肉炎、舌は舌炎、唇や口角では口唇炎や口角炎と呼ばれます。
症状をみていきましょう
口内炎と一括りにされますが症状は軽度から重度まであります。
食事がしみやすいものの、痛みがあまりなく粘膜に赤い腫れや所々に斑点や浮腫ができるのは比較的軽症と言えます。
中でも最も多いのがアフタ性口内炎と呼ばれる症状で白か黄色の膜で覆われた米粒くらいの潰瘍ができ、食べ物が染みることがあります。
通常１～２週間で治まりますが繰り返しできる場合もあります。
重症ではびらんと呼ばれるただれや白い膜が覆ったり、盛り上がりやえぐれた穴や水疱ができる場合もあります。このレベルだと食事や会話ができないほどの痛みを伴い出血がみられる場合は重症と考えます。
治療をみていきましょう
多くは治療をせずとも自然に治癒します。
痛みが強かったり、感染によるものであれば、抗ウイルス薬、抗菌薬。抗真菌薬など使用した治療を行います。
痛み強い、中々治らない場合は病院にかかりましょう。
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