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東洋医学あれこれ その30 「 そりゃ肩が凝るわけだ! 」
専門的に有訴者(ゆうそしゃ)といいます。
3人に1人は何らかの自覚症状があるという事です。
女性では「 肩こり 」の有訴者率が高かったんです。
あなたは如何でしょうか?
キネシオロジー × はりきゅう
新学期、大好きな運動学〔キネシオロジー〕の
授業が始まりました。
運動学の授業では、日常の動きや姿勢などを
色々と分析して、身体の不調が起こる原因や
治療法について考えます。
脈や舌、腹診などから判断する東洋医学とは
ちょっと違う構造学的な視点で身体を観察して、
評価、治療できるようになることが目的です。
本日の要点は
「 その痛み、姿勢が問題じゃない? 」
毎日、片道2時間かけて通勤しています。
電車で座っている人を観察していると…
・寝ている人 20%
・本を読んでいる人 7%
・新聞を読んでいる人 3%
・携帯をいじっている人 70%
こんなグループに分類できると感じました。
気になったのが座っている方の「 姿勢 」です。
背骨を丸めて、首を肩よりも前に出して、
スマホを持って、画面を注視しているんですよ!
◆ 疲れる姿勢を体験
そこで、学生さんに体験してもらいました。
「 座ってスマホを観る姿勢で5分キープ 」
*授業中なので画面は真っ暗です
画面をOFFにして何も集中することがないと…
ものの数分で、
「 背中が痛くなってきました 」
「 肩が痛くなってきました 」
「 腕が疲れてきました 」
「 首が痛くなってきました 」
と、身体が悲鳴を上げ始めました。
人間って凄いですよね。
ゲームやメールなどに集中している間は、
負担のかかる姿勢を取っていても大丈夫なんですから。
でも、身体はずっとあなたに「 ツライ 」と
悲鳴を上げて訴えていたんですよ。
そう、あなたは身体の声を無視し続けたんです。
どうすれば「 楽 」になると思いますか?
ヒントは私たちの暮らす環境です。
◆ 楽な姿勢を考える
私たちは宇宙船地球号の乗組員です。
宇宙船地球号では「 重力 」の影響を受けます。
*重力と上手に付き合うことが求められます。
理想的な立位姿勢というものがあります。
身体を横から見た図なのですが…
*BrauneとFischer(1889年)
地面と垂直なこの点線上にそれぞれの各部位が
一致しているときが
・身体動揺が少ない
・姿勢を乱す方向の重力の影響が最小
・筋活動が最小
などの恩恵を得られます。
座るときはどうでしょう?
骨盤を立てて、座骨でしっかりと体重を支えて
背もたれに寄りかからず、背筋を伸ばして、
肩よりも頭が前に出ないようにすることで
首から肩にかけての筋肉が楽になります。
でも、一番は同じ姿勢を長時間とり続けないこと。
首や肩、腰が痛いと感じている方は
身体があなたになんて訴えているか聞いてみてください。
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