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学びのイシキがあなたを変える 学ブロPart.33
おはようございます。水曜担当の山上です。
学生さんたちも冬休みに入り、色々予定を入れている人も多いと思いますが、
新型コロナの感染者数、ちょっとヤバいことになってますね…。
お出かけの際はしっかり感染対策をしてくださいね。
僕も父とまた旅行行こうと思っていたのですが中止にしました。悲しい
今週のブログは一年間の振り返りをして欲しいとの大嶋先生のオーダーがあり、
途中まで振り返りの文章を書いていたのですが、思うところがありまた最初から書き直しています。
昨年度非常勤として1年間、今年度は専任教員として約9ヶ月、
”人に教える”ということを対価にお金をいただく立場となりました。
自分ではこのやり方が良いであろう、という方法で補習や授業をしてきましたが、
なかなか苦戦したのが3年生の補習でした。
教師側から見た学生の参加率やモチベーションは高く、毎回
「先生の授業わかりやすかったです!」
と言ってもらえていたのですが、いざ模擬試験を行うと成果が全く反映されない…。
補習にかなりの時間と労力を費やしても成果が上がらないことに焦りを覚え、
「一体自分の教え方にはなんの問題があるのだろうか…」
と思い悩んでいた中で、訪れた転機が一年生の補習でした。
解剖の授業についていけないことに不安を覚えた1年生達に頼み込まれて始めた補習ですが、
そこは僕にとって大きな学びの場でした。
今年の1年生は学びに対してすごくハングリーなんですよね。
どれぐらいハングリーかというと
「先生、いつ時間空いてますか!?」
と朝から職員室に乗り込んでくるくらいハングリーです
そして彼女たちのエライところですが、しっかりその週に補習した内容を復習してくるんですね。
当たり前じゃないかと思う人もいるかもしれませんが、日々授業やバイトに追われてるとキッチリ復習するってなかなか大変だと思うんですよね。
しかも試験前だけじゃなくて毎週です。
結果として参加した学生さん達の解剖の点数は1学期よりも30点、40点のレベルで上昇しました。
3年生に対して行っている補習と教え方や質に違いはないのですが、
参加する学生の姿勢が能動的であるか、受動的であるかというイシキの違いが点が大きな差を生んだのではないかな、という結論に達しました。
”ここを学ぼう!”と意識的に話を聞いているのと、
ただ漠然と聞いているのとでは、差が生まれるのは自明の理。
補習に参加しても、「ああ、今日もいい話が聞けたな」で終わってしまうと、
人間というのは忘れてしまう生き物なので、翌週には学習した内容がかなり忘れて失われてしまいます。
そんな3年生ですが、受験がいよいよ差し迫り今まで受動的だった学びの姿勢が、かなり能動的になりました。
各学生に先生方がチューターとしてつき、学生たちに指示を出したり相談に乗っています。
補習が終わったあとも、「先生、ここ教えて下さい!」
と喰らいついてくるようにもなりました。
個別に弱点対策をすることで一気に点数が伸びた学生さんもいます。
泣いても笑ってもあと2ヶ月とちょっと!
絶対みんなで合格しようね!!
P.S 写真は合格祈願ツアーの写真です。また年明けにレポート再開します。
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