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知っていますか?病気のこと 33 睡眠時無呼吸症候群
今回は睡眠時無呼吸症候群についてみていきます。
睡眠時無呼吸症候群は主に睡眠中に上気道が狭くなることで無呼吸状態になり、大きないびきを繰り返す疾患です。
10秒以上呼吸が止まる状態を無呼吸といい、平均して1時間に5回以上、睡眠中に無呼吸がみられる場合はこの疾患と診断されます。
これを一晩中繰り返すため深い睡眠がまったくとれなくなり、日中に強い眠気が出現します。酸素濃度が下がるため、これを補うために心臓の働き強くなり、「高血圧」になります。
また、酸素濃度の低下により動脈硬化も進み、心筋梗塞や脳梗塞を起こしやすくなります。さらに、血糖値やコレステロール値が高くなり、様々な生活習慣病が引き起こされます。
分類
閉塞性睡眠時無呼吸症候群・中枢性睡眠時無呼吸症候群・混合型睡眠時無呼吸症候群の3つがあります。
「閉塞性睡眠時無呼吸症候群」
最も一般的なタイプで喉や上気道が繰り返し閉塞去れるもの。
喉が狭い、首が太い、頭が丸いといった特徴があります。このことから閉塞性睡眠時無呼吸症候群は肥満に多くみられます。
「中枢性睡眠時無呼吸症候群」
稀なタイプで脳幹と呼ばれている部分が呼吸制御機能を担っており、そこに異常が起こると発生するものです。
薬剤、心不全が原因となる可能性があります。稀に脳腫瘍に合併して起こることがあります。
「混合型睡眠時無呼吸症候群」
閉塞性、中枢性の2つが合わさるもの。
診断をみていきましょう
睡眠ポリグラフ検査:自宅で実施可能な簡易検査と入院が必要な精密検査があり、睡眠時無呼吸症候群の疑いが強い時は精密検査を行います。
精密検査では脳波や心電図、眼球の動き、口と鼻の空気のが流れ、血中酸素濃度を測るセンサーを取り付けて眠り、姿勢やいびきの音を調べます。
そのほか、X線やCT検査などの画像検査をします。
治療をみていきましょう
重症度によって変わりますが、気道を広げる経鼻的持続陽圧呼吸療法やマウスピース装着、手術、生活指導などがあります。
家族にいびきなど指摘されるなどがあれば一度病院にかかりましょう。
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