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知っていますか？病気のこと 32 顎関節症
今回は顎関節症についてみていきます。
顎関節症は顎関節痛・咀嚼筋痛、開口障害、顎関節雑音といった症状が生じるものをまとめて顎関節症といいます。
これらにより、硬い食べ物が噛めない、大きい食べ物が食べにくい、顎の音が気になるといったことを訴えます。
原因をみていきましょう
解剖要因：顎関節や筋肉の構造的弱さ
咬合要因：不良な噛み合わせ
精神的な要因：精神的緊張の持続、落ち込み
外傷：かみちがい、打撲、転倒、交通外傷
行動要因
日常的習癖：頬杖、受話器の肩ばさみ、下顎を前方に突き出す癖、爪噛み、うつぶせ読書
食事：ガム、片側噛み、硬固物咀嚼
睡眠：はぎしり、高い枕、うつぶせ、腕枕
スポーツ：コンタクトスポーツ、ウィンタースポーツ、球技
音楽：吹奏楽、歌唱
などの原因があります。
診断をみていきましょう
顎関節、顎周りの筋肉の痛み、口の開けにくさ、関節音の１つがあり、かつ他の病気を否定したよきに顎関節症と診断されます。
顎関節、筋肉、口腔内を確認します。必要に応じてX線やCTによって骨の異常を確認します。
治療をみていきましょう
噛み合わせを治すことが一番重要になります。
マウスピースなどを使い嚙み合わせが均等になるようにします。
時間とともに症状が軽減すると考えらえており手術療法は基本的に行わないようになっています。
症状困っている場合は歯科・口腔外科にかかりましょう。
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