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知っていますか？病気のこと 28 花粉症
今回は花粉症についてみていきます。
スギやヒノキなど植物の花粉が飛ぶ季節になると始まる、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどのアレルギ症状を花粉症と呼びます。また医学用語では季節性アレルギー性鼻炎と言います。
現在花粉症は日本のおよそ4人に１人が花粉症だと言われています。
花粉症の原因
約70％はスギ花粉症だと考えられています。これは日本では全国の森林の18％、国土の12％をスギが占めているためでもあります。関東や東海地方ではスギが中心にあり、関西ではスギとヒノキ多い。また北海道にはスギやヒノキがシラカンバ属が多いのが特徴的です。
花粉の飛散時期
スギは年初から飛びはじめ、3月にピークを迎え5月くらいまで飛散します。
ヒノキは若干スギより遅く飛びはじめて4月にピークを迎えて６月くらいまで飛散します。
シラカンバは５～６月にピークを迎えます。
イネ科は北海道では６～９月に飛散するが本州以西ではほぼ１年を通して飛散します。
キク科は秋の花粉として知られるキク科のブタクサ属、ヨモギ属、クワ科のカナムグラは８～10月に飛散します。
症状をみていきましょう
鼻三大症状：くしゃみ、鼻水、鼻づまり
加えて目の症状としてかゆみ、涙、充血を伴うことが多いです。
その他に喉のかゆみ、皮膚のかゆみ、下痢、熱っぽい感じなどの症状が現れることがあります。
治療をみていきましょう
対症療法と根治療法の2種類があります。
対症療法：内服薬、点鼻薬、点眼薬、レーザー手術
根治療法：免疫療法
薬局で市販薬が購入できますが、悪化する可能性もあり、服用している薬との相性がありますので、薬剤師と相談しながら選ぶようにしましょう。
重症化してからでは薬が効きにくくなりますので自己判断でせず、耳鼻咽喉科にかかりましょう。
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