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東洋医学あれこれ 「食べることは生きること」
＜質問＞
毎日おいしく食べていますか？
感謝して命をいただいていますか？
そもそもなんで食べているんですか？
キネシオロジー×はりきゅう
カラダの声を聴くはりきゅう師の大嶋です
医学の父ヒポクラテスの名言に
「 食べ物で治せない病気は、医者でも治せない 」
というものがあります
病気を治すうえで「 食べる 」という行為は
ものすごく重要なものです
食べるってどんな意味があるんでしょう？
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◇はりきゅう師の仕事
私たちはりきゅう師はカラダの中の「 氣 」を
鍼や灸を用いて自在に動かして心身を調整して、
病気になりづらいカラダをつくっています
知らない人からすれば「 氣の魔術師 」
に見えるのかもしれません
氣の流れが渋滞してうまく流れなかったり、
そもそも流れる氣の量が少なかったり、
するといわゆる「 病氣 」になります
病んだ氣のことを「 病氣 」というなら、
病んだ氣を元の状態にすれば「 元氣 」ですよね
◇気を見慣れない「 氣 」と書いているのは？
「氣」の漢字がどこから来たかというと、
それはご飯を炊く時に立ち上る湯気の意なんです
ご飯炊きあがるときに重たい蓋が湯気の力で
カタカタ動くのをみて昔の人は力を感じたんですね
だから「 氣＝エネルギー 」と解釈すると
「 氣 」という漢字を使っている
意味がわかりやすいと思います
天氣＝天のエネルギー
空氣＝空のエネルギー
勇氣＝勇ましいエネルギー
元氣＝元のエネルギー
病氣＝病んだエネルギー
など
こう考えると、鍼灸師は「 エネルギー 」を
自在に動かしていることになりますね
◇カラダの中のエネルギーはどこから取り込んだのか？
東洋医学では、天と地から体内にエネルギーを
取り入れると考えています
「 天の氣 」 ≒空気
「 地の氣 」 飲食物
この２つを合わせて「 後天の氣 」といいます
美味しい「 空気 」と「 ごはん 」が私たちを
育んでいると考えるとヒポクラテスの教えも
納得できますよね
食べられなくなったら…
後天の氣がつくられなくなってしまいます
そう、エネルギーが枯渇して死んでしまします
呼吸をして、食べることは体内にエネルギーを
取り入れることですから疎かにできません
「 正しい呼吸 」
「 正しい食生活 」
が「 正しい身体 」や「 正しい精神 」を宿す
そんな風に考えることもできます
◇美味しく食べるための準備
口から取り入れた飲食物は脾胃（ひい）の力で
身体に必要なエネルギーに変換されると
東洋医学では考えています
＊脾胃は東洋医学の独特な内臓の表現
脾胃の力が弱いと美味しいものを食べても
身体に取り込むことが出来ません
だから、以下のポイントに刺激を加えて
脾胃の働きを正常化するように心がけましょう
どんなものを、どれくらい食べたら良いか？
も気になるところですよね
僕は「食物テスト」という方法で、
いま必要なエネルギーを身体〔筋肉〕に聞いています
＊筋肉に聴く → 筋反射テスト
いま、あなたの身体にどんな食べ物が役に立つのか？
食物テストで分かるので近いうちに書きますね！
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