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マロン先生のやさしい東洋医学「気について⑤」
「 気の働きって大切なんだ! 」
マロン先生:
生きている人と死んでいる人の違いは分かる?
ハマグリ(学生):
呼吸をしているかいないかですか?
マロン先生:
そうね。それも正解よ!
生きている人って温もりがあるでしょ?
ハマグリ(学生):
はい、温かいです。
体温ですよね。
マロン先生:
そう、身体を温めているのも気の作用の一つなの。
4種類の気が身体の中でどんな活躍をしているか
少し詳しく教えるわね。
ハマグリ(学生):
はい、お願いします。
マロン先生:
気には5つの働きがあると考えられているのね。
①推動作用〔すいどうさよう〕
②温煦作用〔おんくさよう〕
③防御作用〔ぼうぎょさよう〕
④気化作用〔きかさよう〕
⑤固摂作用〔こせつさよう〕
ハマグリ〔学生〕:
温煦作用と防御作用はなんとなく想像つくけど…
マロン先生:
そうよね。
②の温煦作用はそのまんま、体温を維持する働きね。
③の防御作用は外邪の侵入を防ぐ働きね。
①の推動作用は押し動かす働きのこと。
例えば、栄養をたっぷり含んだ血(けつ)や
身体を潤している水分=津液(しんえき)は
体内を自分の力では流れることはできないの。
それを押し動かしているは推動作用の働きよ。
④の気化作用は変化させる働きのこと。
例えば、おしっこは身体を流れていないわよね。
身体の中の不要な水分がおしっこに変わるのは
気化作用の働きね。
他にも、津液が汗に変わるのもそうよ。
⑤の固摂作用は、身体に必要なものがむやみに
外に漏れ出ないようにする働きのこと。
例えば、血液は必要なものでしょ。
血液が脈の外に出ないようにするのも
固摂作用の働きなの。
よく、知らない間にあざができやすい人は、
固摂作用が弱っているかもしれないわね。
ハマグリ(学生):
へー、面白い!
専門用語は難しいけど、どれも必要な働きですよね。
もっと、色々知りたいなぁ
<引用>
・東洋医学のしくみ 新星出版社
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