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知っていますか?病気のこと 24 親知らず
今回は親知らずについてみていきます。
親知らずとは大人の奥歯の中で最も後ろに位置する歯であり、正式名称は第3臼歯と言います。
親知らずは前歯から数えて8番目にあり、永久歯の中で最後に発育します。
通常、永久歯は15歳前後に生えそろいますが、親知らずは生える時期が概ね10代後半~20代前半です。
親に知られることなく生えてくる歯であることからこの名前が付いたと言われています。
また先天性欠如といい親知らずがないことも多く、上下左右4本の親知らずが生えそろっているのは4割ほどだそうです。
食生活や環境の変化により顔が小さくなりそれに伴い顎が小さくなったと考えられています。それにより親知らずが生えるスペースが足りなくなり親知らずの一部が歯茎に隠れたり、斜めや横を向いてしまうことが起こってしまうのです。
症状についてみていきましょう
親知らずが斜めもしくは水平位で半分陥没している場合は親知らずとその手前にある歯との隙間に汚れが溜まります。上手に磨けていなかったり放置してしまうと虫歯となります。
親知らずが完全に出ていない時は部分的に歯肉が覆ったままとなり、その周りは不潔になりやすくなりますので歯茎に炎症を起こします。この炎症を智歯周囲炎と呼びます。
生え方が隣の歯に食い込むように生えていれば、歯根を溶かしてしまうことがあり、また埋伏した親知らずから嚢胞や腫瘍が発生することもあります。
治療をみていきましょう
親知らずには抜いたほうが良いものとそうでないものがあります。
智歯周囲炎、痛みや腫れ、歯並びが乱れる、手前の歯が虫歯になる、口臭、顎関節症などがある場合は抜歯した方が良いとされています。
逆に抜かなくても良い場合は親知らずが上下で正常に生え嚙み合っている場合、顎の中に完全に埋まっていて問題ない場合、入れ歯や他の治療する際ブリッジとして土台として親知らずが必要な場合、親知らずを移植する場合、矯正治療で親知らずを正しい位置に動かすことができる場合などは抜かなくても問題ないとされています。
親知らずが生えてくると、痛みはないけどムズムズする、周辺の歯茎に痛みがある、体調が悪いと痛い、食べ物が当たると少し痛むなどの症状があれば親知らずが疑われるので速やかに歯医者にかかりましょう。
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