ブログBlog
知っていますか?病気のこと 22 虫歯
今回は身近なものとして虫歯をみていきます。
虫歯はミュースタンス菌という細菌の感染によって起こります。
生後10か月―36か月くらいの間に保護者から感染します。保護者の口の中に大量のミュースタンス筋がいると感染していきます。
砂糖を摂った場合ミュースタンス菌の栄養になり大量に歯面に定着します。
大量のミュースタンス菌は一度感染すると菌の表面には螺旋状の突起物があり、それが表面にねじ込むように歯に張り付いてしまうため歯磨きしたくらいだと菌量を減らすことができません。
虫歯は日本人の約90%以上が虫歯にかかっています。再石灰化が不可能なレベルに達した虫歯は自然のまま元に戻ることはありません。その場合、歯医者で治療を受けそれ以上進行しないようにするしか歯を守る方法がありません。
虫歯の条件
歯の表面についた歯垢(プラーク)に虫歯を作るミュースタンス菌が棲みつき糖分を栄養にして酸を出します。酸を中和する唾液が少ない状態では歯の表面の硬いエナメル質を溶かし穴が開きます。
進行段階、症状、治療についてみていきます
「C0 ごく初期の虫歯」
歯の表面のエナメル質が溶けはじめ、白く濁っている状態。まだ歯に穴は開いておらず、痛みなどの自覚症状はありません。
適切なブラッシングやフッ素塗布で治ることがあります。
「C1 エナメル質の虫歯」
歯の表面のエナメル質がさらに溶け、黒ずんでいる状態。冷たいものがしみることがありますが、まだ痛みはありません。
虫歯に冒された部分を削り、レジンを詰めて治療する。
「C2 象牙質の虫歯」
エナメル質の内側にある象牙質まで虫歯が進行した状態。冷たいものや甘いものがしみるようになり、時々痛むことがあります。
虫歯に冒された部分を削り、詰め物で補います。
「C3 神経まで達した虫歯」
神経まで虫歯が進行した状態。熱いものがしみるようになる。また何もしなくてもズキズキ激しく痛む。
神経を除去し、神経が入っていた管の内部を消毒して薬剤を詰める根管治療を行います。クラウンという被せものを被せます。
「C4 歯根まで達した虫歯」
歯の大部分が溶けて無くなり歯根まで虫歯に冒された状態。神経が死にその時痛みがなくなりますが歯根部に膿が溜まると再び痛みが出ます。
歯磨きでは対処できない問題なので痛みが出る前に歯医者にかかりましょう
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
入学をお考えの方は早めに申し込みをしましょう
教職員一同あなたの夢を応援しています
↓ ↓ ↓
(オープンキャンパス時のコロナ対策についてはコチラ)
オープンキャンパス、個別相談は予約制です
お電話またはホームページよりご予約ください
0120-168-294
https://alpha-net.ac.jp/opencampus/
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
「出典」
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
「過去のブログ」
知っていますか?病気のこと 11 おたふく風邪・流行性耳下腺炎
知っていますか?病気のこと 17 ものもらい・麦粒腫・霰粒腫