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知っていますか? 病気のこと 16 O-157
今回みていくO-157は腸管出血性大腸菌という細菌に感染して起こる食中毒になります。
O-157は毒力の強いベロ毒素を産生する大腸菌の一種で、抵抗力の弱い乳幼児や小児、高齢者で感染すると、腎機能や神経障害などの後遺症を残す可能性のある溶血性尿毒症症候群を併発する重症化する恐れもあります。
食中毒の多発する初夏から初秋にかけて特に注意の必要があるが、気温の低い時期でも発生がみられるため、夏以外にも注意が必要である。
感染ルート
飲食物からの経口感染で起こる。
動物の腸内に存在し、汚染された食肉や加工品・飲料水を飲食することで感染する。そのため感染した家族の便で汚染された手指で取り扱う食品などを介して家庭内での二次感染を引き起こすことがある。
原因食品は牛レバー刺し、ハンバーグ、牛タタキ、ローストビーフ、サラダなど様々である。
症状をみていきましょう。
潜伏期間は4~8日で激しい腹痛から始まり、数時間後に水様性の下痢を起こすことが多い、1~2日後に血性下痢(下血)がみられます。血性下痢は糞便をほとんど含まず血液であることが多いです。
治療をみていきましょう。
必ず病院にかかりましょう。下痢の治療として安静、水分補給、消化のしやすい食事の摂取が一般的です。抗生物質を内服することもあります。
下痢止めは毒素を体外へ排泄されにくくなることがあるため安易自己判断で使用しないよう気を付けましょう。
予防
生野菜などはよく洗い、食肉は中心部まで十分に加熱してから食べましょう。
小まめに冷蔵庫内を確認し、賞味期限のチャックや開けたものは早めに食べるように心がけましょう。また調理の際はしっかり洗ってからの使用するようにし、できれば熱湯で殺菌してから使用すると良いでしょう。
強い腹痛症状があれば迷わず病院にかかるようにしましょう。
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