東洋医学あれこれ　その11「 主体的な学び 」

そこで、今回は主体的に学ぶことの意義について
考えてみたいと思います。

＜質問＞
はり師・きゅう師になって何を提供したいですか？

授業以外にも放課後や家でも勉強したり、
課外講座や実技室解放などに参加したり…
自主的に行動している学生とそうでない学生との
３年後の差は大きく開きます。

本校が自主性を重んじているのはそのためです。

授業は国家資格取得の為の最低限の学び、
それ以外の時間は自分の成長の為の学びです。

あなたが本当に欲しいものは、
資格を得た後にしたいことと深い関係があります。

なぜあなたは資格を得たいのか？
はり師・きゅう師の資格をどう活かしたいのか？
を常に考え続けることで、

・もっと学びたい！
・卒業後に自分の夢を最短で叶えたい！
・一つでも多くできるようになりたい！
など

自ら「 やりたい 」と行動を起こせるようになります。

また、なんで学んでいるんだろう？
と迷子になった時でも原点に立ち戻ることが出来ます。

自ら「 身に付けたい 」と主体的に行動したときが、
成長のチャンスです。

◆プラスαの臨床実習を終えて

本校の正規の臨床実習は180時間、
全て提携の実習先でプロから実践的に学べます。
現場で見て学ぶ「見習い」が基本。

多数の臨床現場を経験することで、
それぞれの治療院の創意工夫をスタッフ側からの
視点でインプットできるのが特徴です。

プラスαの臨床実習プログラムの参加は任意、
ここには自分の成長の為の学びがあります。

「 知識をアウトプットして自分のものにする 」

３年生に希望者を募ったところ２名が志願、

・経絡治療を身に付けたい
・美容鍼灸を身に付けたい

施術体験実習として２か月間30時間実施しました。

質問
施術を受けるとどんな恩恵が受けられますか？

「 勉強や仕事でお疲れのカラダがリフレッシュします 」
「内側から美しく！ 心も身体も快適になれます！ 」

得られる恩恵〔ベネフィット〕と金額を記した
ペライチを作成してもらい校内で公募しました。
ものの数分で施術枠は完売するほどの大人気。

３人のコーチを付けて互いに５回ずつの
施術体験実習を行ったのですが…

・施術に満足しましたか？
・金額は妥当だと思いますか？
・リピートしたいと思いますか？
など

施術を受けた方からのアンケート結果は上々！

振り返りと自ら課題を作って取り組んだので、
技術も話術もみるみる上達していきました。

自分の成長を受け入れた上で、上達のための
新たな課題を掘り起こして終了となりました。

資格を取得したのちの活躍がとても楽しみです。