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知っていますか?病気のこと 20 狂犬病
狂犬病は狂犬病ウイルスを保有するイヌ、ネコ、コウモリを含む野生動物に咬まれたり、引っ掻かれたりして出来た傷口からの侵入、および極めて稀ではあるが、濃厚なウイルスによる気道粘膜感染によって発症する人獣共通感染症です。
狂犬病は感染症法では4類感染症に分類され、4類感染症全数把握疾患に定められており、診断した医師は7日以内に保健所に届け出る必要がある。
症状をみていきましょう
感染から発症までの潜伏期間は咬まれた部位によって様々であるが、一般的に1~2ヶ月まであります。
発熱、頭痛、倦怠感、筋痛、疲労感、食欲不振、悪心・嘔吐、咽頭痛、空咳等の感冒症状で始まります。
咬傷部位の疼痛やその周辺の知覚異常、筋の攣縮を伴います。
脳炎症状は運動過多、興奮、不安狂騒から始まり、錯乱、幻覚、攻撃性、水を拒否する恐水発作などの筋痙攣を起こし、最終的には昏睡状態から呼吸停止で死に至ります。
狂犬病は発症するとほぼ100%である。
診断についてみていきましょう
発症前に狂犬病の感染を診断できる検査法はありません。
また、恐水症状や恐風症状のような狂犬病に特有の症状が出現するまでは、臨床診断が困難です。人での狂犬病は、生検か死亡解剖のいずれかの方法であれば、脳脊髄液中のウイルスの全貌、ウイルス抗原、ウイルス特異的抗体や感染した組織(脳、皮膚、尿、唾液)中の核酸を標的とした様々な診断技術によって検査を確定させることができます。
治療をみていきましょう
狂犬病が疑われるイヌ、ネコおよび野生動物に咬まれたり、引っかかれたたりしたら、まず傷口を石鹸でよく洗い流し、医療機関を受診してください。
狂犬病ワクチンや抗狂犬病ガンマグロブリンを投与します。一度発症すると特異的な治療法はなくできるだけ早くにワクチンと抗ガンマグロブリンを投与する必要がある。
疑いのない動物でも咬まれたら病院にかかるようにしましょう。
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