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大腿筋膜張筋 〔大腸経〕 筋肉と東洋医学No.15
主要な14筋肉もいよいよ最後の1つです。
ここまでご覧になっていただき本当に感謝です。
さっそく、本日の筋肉についてご紹介しましょう。
【今日の筋肉】
前回は肩甲骨を前に押し出す動きのある
ノコギリの形に似た前鋸筋でした。
今回は、太ももの横の靱帯(腸脛靭帯)を引っ張っている
大腿筋膜張筋〔たいたいきんまくちょうきん〕です。
この筋肉が弱くなると「がに股」になります。
大腿筋膜張筋はおしりの筋肉(大殿筋)と一緒になって
腸脛靭帯に移行して膝の外側(大腿骨外側上顆、
脛骨外側顆、腓骨頭)に付着しています。
走るときに太ももの外側が痛くなる
「腸脛靱帯炎(ちょうけいじんたいえん)」とも
深く関与しています。
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東洋医学では人体には14本のエネルギーの流れ
があると考えているのですが、
大腿筋膜張筋は「大腸経〔だいちょうけい〕」と関係しています。
〔写真〕医道の日本社
「大腿筋膜張筋」
引用:筋肉を覚えよう
起始:上前腸骨棘
停止:腸脛靭帯
神経:上殿神経(L4~S1)
作用:股関節屈曲、外転および内旋
膝関節の伸展、外旋
経絡:大腸経〔AM5~AM7〕
筋反射テストのやり方は、
動画を観ながらマネをしてみて下さい。
【やり方】
<セルフ>
脚を斜め前に出してつま先を内側に向けます。
この状態のままで脚を元の気を付けの状態まで戻します。
数回繰り返してみて下さい。
気を付けの状態から脚を斜め前に出し、
つま先を内側にしたときに緊張する筋肉が
大腿筋膜張筋です。どうですか?
動かしたときに左右同じように感じますか?
どちらかの動きにぎこちなさや重たさ、
あるいは痛みを感じるかもしれません。
楽にスイスイ動けば正常です。
<セッション>
近くに手伝ってくれる人がいれば、
身体をしっかりと支えた状態で、
つま先を内側にして斜め前に出した脚の足首付近を
気を付けの方向に押してもらいます。
あなたは、息を止めずに楽にその場所で
止めて居られれば、大腿筋膜張筋がしっかりと
機能しているということです。
【バランス調整】
カチッと止まっている気がしなかったり、
動きにぎこちなさや重たさ、痛みを感じた人は
大腸経のエネルギーを流してみましょう。
大腸経は、人差し指の親指側から始まり、
腕の外側を上がり、肩、首を通って
鼻の横まで 流れています。
〔写真〕医道の日本社
手から腕の外側を通り、肩、首そして顔(鼻)に向かって
3回ほど撫であげます。
<再テスト>
もう一度、動かしてみたり、
押して圧をかけてもらってください。
先ほどより楽になっているでしょう。
他にもバランス調整方法は有りますので、
うまくいかなくても安心してくださいね。
学校説明会や公式クラスで詳しくお伝えします。
筋肉と東洋医学の気の流れは
関係しているなんてビックリですよね。
ジョージ・グッドハート博士が
この関係を見つけたんですよ。
アプライドキネシオロジー 〔以下AK〕という
徒手療法としてまとめあげられているんですが、
このテクニックに出会った時は
カラダの中に電気が走るほどに衝撃的でした。
AKの開発に携わっていたジョン・シー博士は、
筋肉と感情(ココロ)の関係をさらに発展させて、
タッチフォーヘルス〔以下TFH〕という
新しいテクニックをリリースしたんですよ。
心とカラダは繋がっていることは
誰もがなんとなく知っていますよね。
東洋医学も「心身一如〔しんしんいちにょ〕」、
肉体と精神は一体のもので切り離すことができない
という哲学を大切にしていますので、
これまた衝撃的でした。
タッチフォーヘルスは、はり師・きゅう師にも
是非とも身に付けて貰いたいテクニックです。
次回より14筋を用いた東洋医学のバランス調整法を
ご紹介しますね。
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