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マロン先生のやさしい東洋医学「気について②」
「 食べたら元気になるの? 」
マロン先生:
ハマグリ君は、朝ごはん食べた?
ハマグリ(学生):
はい、健康のために3食きちんと食べてます。
マロン先生:
「 起きて、お腹が空いていた? 」
ハマグリ(学生):
うーん、夕飯の時間が遅かったし沢山食べたから
それほどお腹は空いていなかったかなぁ
マロン先生:
あれ?
お腹が空いていないのに食べたのね。
どうして食べたの?
ハマグリ(学生):
「 3食きちんと食べなさい 」って言いますよね。
マロン先生:
そうね、栄養学ではそういわれているわね。
東洋医学ではちょっと違うのよ!
知りたい?
ハマグリ(学生):
え~そうなんですか?。
ぜひ、聴きたいです。
マロン先生:
食べ物は身体のエネルギー源よね。
東洋医学的に云うなら「 気 」ね。
東洋医学では食べ物を「 生命の力 」って
考えているの。
ハマグリ(学生):
生命の力?
マロン先生:
そう、
お肉もお野菜もみーんな「 生き物(命) 」でしょ。
だから、食卓に並ぶまでは命があったのよ。
食事は命で命をつなぐ行為と考えるの。
ハマグリ(学生):
加工されて料理として目の前に出されると、
命があった生き物という事は忘れちゃいますね。
マロン先生:
そうね。
だから、命に感謝して大切にいただくことが
命を差し出してくれた生き物への恩返しね。
このような「 気 」持ちが大切ねのよ。
ハマグリ(学生):
命を頂いているんですね。
マロン先生:
ところで、
お腹がいっぱなライオンは狩りをしない
って聞いたことある?
ハマグリ(学生):
はい、
ライオンは命のつながりが分かっているのかな?
マロン先生:
それはどうか分からないけど…
私たちも具合の悪い時は食欲がなくなるでしょ?
ハマグリ(学生):
はい、あれ不思議だなって思っていました。
元気になりたいなら食べなきゃダメじゃないですか!
マロン先生:
食べたらすぐに「気」になると思っているでしょ?
本当は、食べ物を身体に取り入れてもすぐには
身体に必要な物質にはならないの。
ハマグリ(学生):
えー、そうなんですか?
マロン先生:
身体に必要なものと要らないものに分ける工程にも
沢山のエネルギー(気)を必要とするのよ。
病気の時に食欲がなくなるのは、
身体が病邪との戦いでエネルギーを使うので、
消化でエネルギー使わせないためなの。
ハマグリ(学生):
それじゃ、食欲がない時には無理に食べない方が
良いってことですよね。
マロン先生:
その通り。
じゃ、朝にお腹が空いてなかったら?
ハマグリ(学生):
食べない方が良い。
マロン先生:
お腹が空いたら食べるようにするといいわね。
身体の声に耳をすませば色々と聞こえるわよ。
「元気」な人は身体の声を聴いて
従っている人ともいえるわね。
<引用>
・東洋医学のしくみ 新星出版社
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