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三角筋前部 〔胆経〕 筋肉と東洋医学No.12
ここまで主要な14筋肉のうち10つを紹介しました。
さっそく、本日の筋肉についてご紹介しましょう。
【今日の筋肉】
前回は上腕骨を外にひねる動きのある
小円筋でした。
今回は、上腕骨を前方に挙上する動きのある
前部三角筋〔ぜんぶさんかくきん〕です。
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東洋医学では人体には14本のエネルギーの流れ
があると考えているのですが、
三角筋は「胆径〔たんけい〕」と関係しています。
〔写真〕医道の日本社
「三角筋」
引用:筋肉を覚えよう
起始:肩甲骨の肩峰(後部)
肩甲棘(中部)
鎖骨の外側1/3(前部)
停止:三角筋粗面
神経:腋窩神経
作用:肩関節後方挙上<伸展>(後部)
側方挙上<外転>(中部)
前方挙上<屈曲>(前部)
経絡:胆経〔PM11~AM1〕
筋反射テストのやり方は、
動画を観ながらマネをしてみて下さい。
【やり方】
<セルフ>
手のひらを下に向け、肘を伸ばした状態で
腕を前に30度ほど挙げます。
次に気を付けの位置まで腕を下ろします。
数回繰り返してみて下さい。
腕を前に挙げる動作をした時に
緊張する筋肉が前部三角筋です。どうですか?
動かしたときに左右同じように感じますか?
どちらかの動きにぎこちなさや重たさ、
あるいは痛みを感じるかもしれません。
楽にスイスイ動けば正常です。
<セッション>
近くに手伝ってくれる人がいれば、
肩を支えて安定させた状態で、
手首より少し肘よりの部分を後ろに押してもらいます。
あなたは、息を止めずに楽にその場所で
止めて居られれば、三角筋がしっかりと
機能しているということです。
【バランス調整】
カチッと止まっている気がしなかったり、
動きにぎこちなさや重たさ、痛みを感じた人は
胆経のエネルギーを流してみましょう。
胆経は、目じりから始まり頭の横を往復した後に
身体の外側面を通って足の第4趾まで 流れています。
〔写真〕医道の日本社
頭から身体の側面を通り足に向かって
3回ほど撫でさげます。
<再テスト>
もう一度、動かしてみたり、
押して圧をかけてもらってください。
先ほどより楽になっているでしょう。
他にもバランス調整方法は有りますので、
うまくいかなくても安心してくださいね。
学校説明会や公式クラスで詳しくお伝えします。
筋肉と東洋医学の気の流れは
関係しているなんてビックリですよね。
ジョージ・グッドハート博士が
この関係を見つけたんですよ。
アプライドキネシオロジー 〔以下AK〕という
徒手療法としてまとめあげられているんですが、
このテクニックに出会った時は
カラダの中に電気が走るほどに衝撃的でした。
AKの開発に携わっていたジョン・シー博士は、
筋肉と感情(ココロ)の関係をさらに発展させて、
タッチフォーヘルス〔以下TFH〕という
新しいテクニックをリリースしたんですよ。
心とカラダは繋がっていることは
誰もがなんとなく知っていますよね。
東洋医学も「心身一如〔しんしんいちにょ〕」、
肉体と精神は一体のもので切り離すことができない
という哲学を大切にしていますので、
これまた衝撃的でした。
タッチフォーヘルスは、はり師・きゅう師にも
是非とも身に付けて貰いたいテクニックです。
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