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心に残る1冊⑩ 免疫革命
西洋(現代)医学は「 科学的 」な医学です。
身体の悪い部分にフォーカスして薬や手術などで、
すでに起きている症状や病気に対し、
素早く治そうとするのが特徴です。
一方、東洋医学は「 経験的 」な医学です。
丸ごとのカラダを観て鍼灸やあん摩、漢方薬で
全体のバランスを整え、いま発現している症状を
一時的に治すのではなく、病気の原因を根本的に
治していく治療法で、予防医学の側面もあります。
世界保健機構(WHO)が有効性を認めたことで
世界の注目が集まり、最近ではNHKでも
「 東洋医学のホントのチカラ 」など特集を組んで
その良さを皆さんに広めようとしています。
どちらにも得意不得意がありますので、
利用する私たちが賢く使い分ける必要があります。
さて、世界中で猛威を振るっている567ウイルス、
感染対策はもう十分すぎるほどしていますよね。
万が一、体内にウイルスが侵入してきたときに、
その敵と戦うのは誰でしょう?
薬剤でも、医療従事者でもなく「 免疫 」です。
東洋医学ではカラダの防御力や回復力など、
カラダを守る力を「 正気(せいき) 」といいます。
「正気存内(せいきぞんない)、邪不可干(じゃふかかん)」
「“正気”が体内に充満していれば、“邪気(じゃき)”が
干渉(侵入・影響)することはできない」
という意味です。
*邪気:病気をもたらす気
ということで、今回は安保 徹先生が書かれた
『 免疫革命 』を読んで気なったことを
シェアしたいと思います。
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「 西洋(現代)医学の療法はすべて対症療法であり、
体が持っている免疫力を徹底的に抑えこむもので、
病気を根本的に治すという目的には本来そぐわない 」
こう話すのは著者の〔故〕安保 徹 医学博士です。
安保 徹(あぼとおる):新潟大学医学部の教授
「 抗ガン剤はガン細胞の細胞分裂を抑えこむが、
リンパ球などほかの細胞の新陳代謝も抑えむので
ガンは小さくなっても体力がおとろえ、
体全体の治癒力がなくなる。」
「 アトピー性皮膚炎に使われるステロイドは
皮膚に沈着し、新しい皮膚炎や炎症を起こす。
そこでさらに強いステロイドを使うという
悪循環におちり自然治癒のチャンスを奪う。」
というのです。では、病気にならずに、
健康で長生きするにはどうすれば良いのでしょう?
「 体は絶対に間違いを犯しません。もし、
今あなたが何らかの病気を抱えているのだとしたら、
そこには必ず理由があります。」
「 毎日遅くまで残業をして睡眠不足が続いていた、
人間関係のトラブルを抱え、悶々と悩む日があった
など、こうした生活を続けていたら必ず体のどこかに
しわ寄せが起こります。
それが積もり積もった結果が病気なのです。」
病気のもとをたどれば、必ず「 ストレス 」と
「 低体温 」に行き着くというのです。
したがって、病気にならない体をつくる為には、
これらを防ぐ生き方をすれば良いというわけです。
私たちの体には細菌やバクテリアから守る
防衛システム(免疫力:自然治癒力)があります。
心の悩み、働きすぎの状態、薬の飲みすぎなどの
悪いストレスを長期間抱え込んでいると
免疫力が下がって何らかの病気を発生させる
原因となってしまいます。
悪いストレスを防ぎ免疫力を高めるためには、
1.日本人に適した食生活をおくる
2.体温を36度以上にする
3.鍼灸などの適度な良いストレスを与える
ことが重要であるといいます。
「 私たちには免疫力という素晴らしいものが
あるから、病気にならないような生活を送り、
病気になったとしても誤った現代医療の治療を
受けなければ、誰もが100歳位までは生きられる。」
第5章には「 免疫学 」に関することが詳しく
書かれています。興味のある方はぜひお読みください。
免疫は血液中の白血球が担当しており、
白血球は自律神経によってコントロールされています。
自律神経には交感神経と副交感神経があり、
人間の体は交感神経と副交感神経のバランスの上に
成りたっています。
端的に言うと自律神経のバランスが崩れることが
病気の原因になるということです。
鍼灸治療は、自律神経のバランスを整えることを
得意としていますので、様々な病気の芽を摘んでいる
といっても過言ではありません。
ここで簡単にできる指先のツボ(井穴)刺激を
ご紹介します。
【刺激する場所】
爪の生え際から2mmほど下を刺激する。
親 指 アトピー/喘息/リウマチ/
ドライマウス/円形脱毛症など
示 指 潰瘍性大腸炎/クローン病/胃潰瘍/
十二指腸潰瘍/過敏性腸症候群/胃弱/痔など
中 指 耳鳴り/難聴など
薬 指 低血圧/低血糖/眠さ/
だるさ/軽いうつなど
小 指 脳梗塞/認知症/パーキンソン病/
不眠/メニエール病/高血圧/糖尿病/
肥満/痛風/肩こり/腰痛/椎間板ヘルニア/
動悸/頭痛/腎臓病/頻尿/尿もれ/
精力減退/しびれ/更年期障害/顔面神経痛/
自律神経失調症/不安神経症/パニック障害/
働きすぎによるうつ/白髪/目の病気/
婦人科系の病気など
※薬指だけ交感神経を刺激。
ほかの4本は副交感神経を刺激する。
本日のまとめ
免疫力を高めることで様々な病気が改善する
今回、紹介しきれなかった内容もありますので、
是非、お手に取ってお読みください。
目次
序章 現代医学はなぜ病気を治せないのか
第1章 病気のほんとうの原因
第2章 もうガンも怖くない
第3章 薬に頼らずアトピーを治す
第4章 慢性病の治し方
第5章 病気と体調の謎が解ける免疫学
第6章 健康も病気も、すべて生き方にかかっている
著者:安保 徹
発行: 講談社
定価:902円
次回は「 アルファの午後の過ごし方 」についてお話しましょう。
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