ブログBlog
知っていますか?病気のこと 6 風疹
風疹は風疹ウイルスにより発疹、リンパ節の腫れ、発熱などを起こす感染症であり、前回みた麻疹に症状が似ており短期間で治ることから「三日はしか」と呼ばれています。
風疹は1990年代まで5年ごとに大規模な流行があり、その後みられなくなったが2004年に流行がみられました。2006年にMR混合ワクチン(麻疹風疹ワクチン)が定期接種に導入され1歳と小学校入学前接種することになり流行を抑えられています。
感染経路をみていきましょう
風疹ウイルスは感染者の咳、くしゃみによる飛沫感染や鼻水や汚染された手で触れるなど接触感染を起こします。
インフルエンザと比較すると感染力は強く、一人の感染者から免疫のない5~7人に感染し広がると言われている。1977年~1995年までは中学生の女子のみが定期接種の対象だったため患者の7割が成人であり、特に男性の罹患率が女性の2倍となっています。
症状をみていきましょう
風疹ウイルスの潜伏期(感染から発症までの期間)は14~21日であり、その後発熱と同時に顔に小さい淡黄色の皮膚面よりやや隆起している発疹が現れ、体幹や全身広がっていき、首から耳にかけてリンパ節の腫れが現れる。
関節炎や脳炎など重篤な合併症が起こることなどもあります。
先天性風疹症候群というものあり、風疹に対する免疫が不十分な妊娠20週頃までの女性が風疹に感染すると目、心臓、耳などに障害をもつ子供が生まれることがあります。妊娠中は予防接種が受けられないため出来うる限り外出を避けていただくことが望ましく風疹にかからないようにする必要があります。
治療をみていきましょう
風疹に対する特異的な治療方法はなく症状を和らげる対象療法にのみとなります。
症状の悪化や生命にかかわる合併症の予防のため治療法がないからと自己判断せず病院にかかりましょう。
予防接種には法律に基づいて市区町村が主体となって実施する「定期接種」と、希望者が各自で受ける「任意接種」があります。 接種費用は、定期接種は公費ですが(一部で自己負担あり)、任意接種は自己負担となります。市区町村が実施する予防接種の種類や補助内容の詳細については、市区町村などに確認して下さい。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
入学をお考えの方は早めに申し込みをしましょう
教職員一同あなたの夢を応援しています
↓ ↓ ↓
(オープンキャンパス時のコロナ対策についてはコチラ)
オープンキャンパス、個別相談は予約制です
お電話またはホームページよりご予約ください
0120-168-294
https://alpha-net.ac.jp/opencampus/
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
出典
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
「過去のブログ」