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遠隔治療の面白さ~触診実技講座2回目~
昨日は触診実技講座の2回目。
神奈川県の自宅から2時間半ほどかけて、茨城県つくば市へ。
つくば駅からさらにバスで6分ほど。
洞峰公園の北側にあるのが「洞峰パーク鍼灸院」です。
1回目のブログはこちら↓

朝は晴れて青空もありましたが、だんだん曇り始め、寒々しい雰囲気になってしまいましたが、
まだ少し黄色や赤の紅葉が残る洞峰公園の一角にあります。
今回は頭部と顔面の触診でした。
頭部って「百会(ひゃくえ)」くらいしか使わない方も多いのではないでしょうか?

(図は私の手書きの経絡図の一部)
私もあまり頭の経穴って使う機会がなくて、
開業してた頃もヘッドマッサージやフェイシャルのようなエステ系のメニューは置かなかったので、
こんなに他人の頭や顔を触りまくったのは初めてかも![]()
そうなると触り慣れないもんで、
筋肉が張ってるのか、循環が悪くてむくんでいるのかさえ感触がわからない…![]()
特に頭の場合には「頭髪」があるため、余計に指先の感覚がわかりづらいー![]()
![]()
結果、触診圧が高くなってしまって、触診というより、もはやヘッドマッサージ状態![]()
どんどん受けてる方の皮膚の反応が変わっていってしまう![]()
先生の触診圧はかなり軽くて、ホントに触れてるか触れてないかくらいの圧。
これで反応がわかるってことなんで、まだまだ修行が足りないなーと思った次第![]()
さてこの日、私は鼻の調子が悪くて、特に右の鼻が炎症を起こしている感じがしてたんですけど、
その症状は鼻の右側、頬骨の周辺の皮膚の腫れ、圧痛点の形で現れていました。
先生が足の甲から見つけ出してくださったポイント(反応点)が写真の4点。
(不格好な脚ですみません
)

足の2指と3指、3指と4指の間に2点ずつ…計4点。
これが鼻とどういう関係?
実は足の陽明胃経というのが、
鼻の横からスタートして、頭部から身体の前面(腹部)を通過して、足の甲から指先まで走る経脈なのです。
そして経脈のルートをしっかり勉強した人だとご存じかもしれませんが、
足の陽明胃経は膝の少し下にある「足三里(あしさんり)」穴(図ではST36)で2本に分かれて、
1本は2指と3指の間を通って2指の指先へ、
もう1本は3指と4指の間を通って3指の指先に流れています。

先生の指定された4点は、決まった経穴(ツボ)ではないけれど、
足の陽明胃経上に現れた反応点、これも治療上はツボとしての効果があります。
…とはいえ、鼻の異常が足の甲の反応と本当に繋がっているのか![]()
理論的にはわかるけど、正直半信半疑…

(鍼は受講生の方がしてくださいました。)
あれ?
鍼が入った途端、太ももの前の胃経のラインがモゾモゾする…?![]()
4点目を打ち終える頃には鼻が通り始め、顔の半分に感じていた重さが取れた…![]()
…ってことは、やっぱり足の甲の反応は、鼻と繋がっていたということかー![]()
「ここを狙え」と指示した先生はもちろん凄いんですが、
経絡ってやっぱり面白いと思わざるを得ないですよね![]()
でもなんで足の甲なんだ???
胃経のルート上ならどこでも良さそうな気もするけれど?![]()
これは今後の講義で少しずつ明かされるようです。
最後は今回もお昼休みに洞峰公園をお散歩してきたので写真を何枚か…
同じ場所の写真で先月と比べるとすっかり冬ですが、一角だけは真っ赤な紅葉部分が残っていて、
秋の名残を感じることが出来ました。
カモさんたちはとっても寒々しい感じでしたけど🦆

見事に葉が落ちて、すっかり色がなくなっちゃいましたね![]()



来月行く頃には完全に冬景色なんだろうなぁ![]()
(文責/撮影 寺田)
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