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はりきゅうって何に効く?
こんにちは
朝は涼しいと思っていたら、お昼には蒸し暑さ全開
気が付けば6月突入。もうすぐジメジメ梅雨の時期🐌
やっかいな湿の時期がやってきます
お昼を買いに出ただけで汗が止まらなくなってる寺田です
湿のネタはまた今度にして、今日ははりきゅうって何に効くイメージ?ってお話。
そう聞かれるとみなさん、何って答えますか?
「腰痛」?「肩こり」?「膝の痛み」?
一般的にはそう思われがちですし、
実際、はりきゅうを受けられるお客さんのほとんどがおそらくこうした
「整形外科系」のお悩みではないかと?
前回の私のブログでも
■筋肉を緩める
■血流を良くする
■痛みを止める
は、はりきゅうの得意分野…って書いちゃいましたしー
でも…東洋医学…
中医学の歴史の中ではりきゅうがどんなふうに発展してきたかを知ると、
違った一面が見えてくるのです
中医学(中国伝統医学)の発祥はもちろんお隣の中国。
その歴史は紀元前にさかのぼります。
「中国〇千年の歴史…」なんて言いますが、まさにそれ
ではその中国の医学がはるか昔…
どこで発展し、どんな人たちを主に対象としてきたか?
一般の人ではありません。
位の高い人たち、その人たちが住む宮廷の中の医学と考えられます。
ではそんな人たちはいったいどんな生活をしていたんでしょう?
きらびやかな宮廷で、おいしいものを食べて、
夜中でも煌々と明るく灯がともされているような世界…
んん?それって…
現代の私たちの生活と一緒じゃないですか
そうなんです。
古代の文献にも今で言う「糖尿病」なども出てきてしまうほど、
「生活習慣病」の記述がたーくさん残っているのです
いやぁ「中医学」は時代を先どっていたってことで
だから今の私たちの身体の状態にもフィットするんですねー
そして中でもとても大切にされていた人たちがいます。
それはだれなのか???一番偉いのは皇帝?
…ではなく、
国の存続のために最も大切にされたのは次の皇帝を継ぐ者…
すなわち「赤ちゃん」や「子ども」、
そして健康な子どもを産んでもらうため「お母さん」
これらの人たちへの医療に関する記述(カルテなど)がめちゃくちゃ多いのも特徴的なのです。
これははりきゅうだけでなく「中医学」の他の治療法にも共通なのですが、
実は「小児科」と「婦人科」に強いのが「中医学」なんですねー
子ども用の「小児鍼(しょうにしん、しょうにばり)」。
刺さずに擦るはりにはいろんな形のものがあります。
日本でも盛んに行われてきました
(はりは皮膚に金属を接触させるものを言いますので刺すものだけじゃありません。
時に小児鍼は大人にも使います)
私も一時期、婦人科の病院で「不妊治療」専門の「鍼灸外来」をやっていましたし、
これは家にある本の一部ですけど、
こういった書物がとにかくたくさんあるのですよー
(向こうの本なので「婦」の字が簡体字になってますけどね)
どうでしょう?
はりきゅうのイメージ、変わりましたか???
整形外科系だけじゃもったいない
子どもと女性に手厚いのが中医学であり、はりきゅうなのです
(文責/撮影 寺田)
当校では、様々なイベントやオープンキャンパスを開催しておりますよ
はりきゅうって何? 東洋医学に興味があるぞ!
美容鍼って効くの? どんな道具を使うの?
はりきゅうへのちょっとしたご質問にもお応えしますので
ぜひぜひ学校へ体験に来てくださーい
オープンキャンパス日程
■6/9(日) 10:00~12:00(AO・社会人入試対策講座付き)←今週はコチラ
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