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2025年のこんにちは ~日出ずる国でハードとソフトが握手をしよう~

こんにちは~♪ こんにちは~♪

法人総務課の塩井です ☺

 

5月が終わりに近づき、熱気と湿気が日々高まってきていますね (-_-;)

教育現場においても空調が徐々に普及してきてはいるものの

自治体や体育館といった教室の種類によっては、まだ改善の余地があるようです!

 

先日、関西のとある中学校で、エアコンがあるにも関わらず

「3年1組だけ暑すぎるのはなぜ」というニュースが話題になりました ✍

皆さんの自宅や職場でも「冬はバスルームが寒い・夏はロフトの上が暑い」

「寒がりの人と暑がりの人とでリモコンの取り合いになる」といったことは

よくあるのではないでしょうか…?

 

ただ、このニュースが話題になったポイントは、中学生たちが考えて行動した結果、

教室が暑いという問題を自ら解決したことです ✨

事の発端は、当該中学校の生徒会が設けていた、意見や困りごとを受け付ける「意見箱」に

 「3年1組の教室だけ暑すぎる」という声が寄せられたことにあります。

 

ここで生徒会のメンバーたちは、ただ学校側に陳情するのではなく、

ただ性能が高いエアコンを購入するのでもなく、

まずは原因を究明するために仮説をたて、分からないことは専門家に問い合わせ、

実際の原因が判明した後は対策をインターネットで調べ、

他校の実例をもとに当該中学校に提案し、

結果的には自治体の補助金を活用して施策を実現するまでに至ったようです ⤴

また、工事や作業を業者に一任するのではなく、中学生たちが一部の工程を自ら手伝い、体感したというのですから、

大人顔負けの「PDCAサイクル」といえるのではないでしょうか ‼

 

1950年代後半~1970年代の高度経済成長期に集中的に整備された国内の道路橋・トンネル・河川・下水道・港湾等は、

今後20年間で建設後50年以上を迎える割合が加速度的に高くなり、一斉に老朽化が始まることが見込まれています ☁

今年の1月に埼玉県八潮市で発生した大規模な道路陥没は非常に衝撃的なニュースですが、

いつ・どこで・だれが直面してもおかしくない状況であるといえます!

 

参院選が近づき、街頭演説をしばしば見かけるようになりました…。

施設・設備・機器といった「ハード」な物質は、形ある成果として私たちの豊かな生活を具体化しています。

一方で、自ら考え、情報を集め、選挙で代表を選ぶ、国民一人ひとりの「ソフト」な視点は、

形なき過程として私たちの豊かな生活を具現化しています。

 

エアコンが効いた涼しい部屋で、ひと夏の電気代が上昇する「インフレ」を嘆くのもさることながら、

エアコンは効いていないかもしれないけれど、最寄の学校の体育館に赴き、

次の50年を支える「インフラ」を憂いて一票を投じる、

そんな暑い季節・熱い想いが梅雨明けとともにやってくる予感がします ☂

 

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【本校の近況】

①ウェビナーで『藝術(アート)×福祉(フクシ)』を学ぶ(2025年5月)

福祉とアートの新たな可能性を探る「ソーシャルワーク実践セミナー」を期間限定で開催中です。

東京藝術大学-社会連携センターでセンター長を務める伊藤達矢教授が

【「共生社会」をつくるアートコミュニケーション共創拠点~文化的処方を学ぶ~】をテーマに

芸術の力を福祉の現場でどのように活用できるのか、

これまでの取り組みを紹介しながらWEB動画で解説します ✎

私も初めは「なぜ芸術と福祉が!?」と驚きましたが、むしろ非常に親和性が高く、

お互いの領域に相乗効果があるのだなと、新たな発見がありました ⚡

ご興味がある方はアルファ医療福祉専門学校-通信科事務局宛てに是非ともお問い合わせください ✉

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「人類の進歩と調和」をテーマとして、先述の高度経済成長期の真っ只中に開催された

『日本万国博覧会(通称:大阪万博)』をきっかけに、

シヤチハタ、ファーストフード、缶コーヒー、ワイヤレステレホン、動く歩道、電気自動車など

今日に続く様々な発明が社会に広く普及した。

それから約半世紀が経ち、

「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマとして、現在『大阪・関西万博』が開催中である。

今回はどのような発明が生まれるのか、期待と楽しみで胸がいっぱいだ ⤴

 

前回の大阪万博のシンボルであり、今もなお現存する、芸術家 岡本太郎がデザインした『太陽の塔』―――。

大阪万博が残した数あるレガシーの一つが、つい先日重要文化財に指定されることになった。

一説によると「人類の進歩と調和」が万博自体のテーマである一方、

この塔には、生命の進化の頂点が人類であることを疑い、産業化や近代化に警鐘を鳴らし、

むしろ古代生物を模範として本来の人間らしい生き方を追い求めるようなメッセージが込められているという ✉

 

岡本太郎が放った「芸術は爆発だ」のフレーズはあまりにも有名であるが、

広場に設けられた大屋根とともに常識を突き破り、

万博自体のテーマをひっくり返すほどの溢れんばかりの生命力が

まさしく55年もの間、爆発を繰り返している ●~*

 

未来を象徴する頂部の『黄金の顔』、

現在を象徴する正面の『太陽の顔』、

過去を象徴する背面の『黒い太陽』の3つの顔の他、

当時は地下展示室に『地底の太陽』といわれる第4の顔が展示されていたが、

高さ約3メートル、全長約11メートルにもなる

その巨大な展示物は博覧会終了時の撤去作業の直後から行方を晦まし、

所在は現在も大きな謎に包まれている (・・?

 

見失った足元の太陽は「人間の精神世界」をあらわしていたようだが、

果たしてこれを偶然としてよいものか…。

過ちを繰り返した黒い過去を背負い、太陽の如く燃え滾る熱い今を胸に、黄金色に輝く眩い未来に頭を向ける―――。

そのために必要な私たち人間の根底にあるはずの精神が、

55年経っても見つからない、あるいは55年かけて雲隠れしてしまった ⤵

 

ただ、東から昇った太陽は、西へと沈んでいくことはあっても、

決して潰えることはない ☀ 

ベラボウで「ハード」な塔は、爆発的で「ソフト」な精神によって次の50年に受け継がれ、

万博は極東の日出ずる国より、砂と石油に満ちた遠い西国へと5年をかけて再び昇っていくのではないか―――。

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学校法人西田学園 アルファ医療福祉専門学校

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