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鍼灸学科

試して得スル('ω')ノ簡単なツボ その76

皆さん。こんにち🐶ワン

さぁ年内最後の“試ツボ”をお送りいたします。

今年度の1発目は猫背に始まり、以降35週にわたって試ツボをお届けしてきました。

ツボ刺激の効果個人差があるものの、とても身近で手軽にできるものであります。

東洋医学は「病気になりにくい身体、出来るだけ薬に頼らない身体」にすることが目的の養生医学、つまり予防医学という側面が期待されています。

通常、医療機関にかかる時は何かしらの自覚症状(例えば腰痛)があって受診します。

はりきゅう院に来られる人も、やはり痛みを訴えてこられる方もいます。しかし一方で、特にこれといった自覚症状がない人もはりきゅう院に来られますが、その目的は「健康維持のため」に来られます。

実際に、このコロナ禍にあっては患者さんの方からお灸をしてほしいと要望があったりします。はりきゅうは症状に対する施術はもちろんですが、予防に関しても得意とするところなので、是非まだ一度も鍼灸を受けたことがない人は受けてみてください

それと現在コロナ禍で、新しい生活様式として「マスクの着用・手洗い・うがい」は当たり前のようになりました。これも先に触れた予防という観点と感染防止の両面があります。

時期的に今は乾燥と気温が低いということで、ウイルスが活発になる条件が揃っています。湿度では40%以下温度では15から18℃が一番ウイルスが活発になります。

加湿器はそういう意味で重要なアイテムです。また濡れたタオルを部屋に干すだけでも湿度を高めることができます。ただ温度・湿度が高すぎるとダニやカビの発生原因ともなるので注意が必要です。

では年内最後のテーマは「嗅覚障害」です。

コロナに感染した人の症状の一つとして嗅覚の異常があります。臭いがわからないというものですが、コロナ以外でもストレスやアレルギー性鼻炎による粘膜の障害等が原因でなることもあります

そこで、鼻の諸症状によく使われるツボが「迎香(げいこう)」です

          図引用:アーユルビューティー

迎香とはその名の通り、香りを迎えに行くと書きます。ツボの場所は図のように小鼻の横のくぼみにあります。

5秒かけて押していき、そこで5秒キープし、そしてまた5秒かけて圧を緩めていきます。しっかり押せるとジワーっと感じてきます。

それを何回か繰り返してみてください。

臭いを確認するには、珈琲☕や香水などが最適です。