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ストレスが病気の原因なんだ
「一つの病気には特定の臓器に特定の原因がある」

これは西洋医学のもう一つのパラダイム〔中心原理〕
「特定病因論〔とくていびょういんろん〕」です。
特定の臓器に特定の原因があるのだから、
「治療」は、特定の原因を取り去るとなります。
単純明快です![]()
例えば…
目が痛い、
目がコロコロする、
目に小さなふくらみができている…

こんな症状を訴える学生が試験前に増えるんですよ。
眠い目をこすりながら勉強したんだな![]()
と、よく考えているんですが…
これは麦粒腫〔ものもらい〕といわれる眼の病気で、
細菌に感染することによって起こります。
原因は、黄色ブドウ球菌などの細菌です。

普通の人は点眼薬(抗生物質)をさしますよね。
目(臓器)に黄色ブドウ球菌(原因)が増殖したので、
化学療法(点眼薬)で病原菌を殺菌する![]()
これが、「特定病因論」の考え方です。
これまでの感染症や外傷などの治療にはこの考え方が
とても有効だったんですよ。
ところが、近年は疾病構造(病気の種類や分布)が変化して、
生活習慣病のような慢性で治りにくい病気になっています。
原因となる臓気が分かっても治療法がない![]()
原因すらわからない![]()
こんなことが起こっていて西洋医学だけでは
解決できなくなっているんです![]()
そこで、西洋医学の代わりの医学〔代替医療〕として、
漢方・鍼灸・中国医学・インド医学などの伝統医療が
注目をあびるようになったんです![]()

このブログをみている方は時代の流れを読んでいますよね。
鍼灸に興味を持っているんですから![]()
ところで、先ほどの「ものもらい」ですが、
原因のブドウ球菌などの細菌は、珍しいものではなく、
人の皮膚や粘膜など、日常生活の中でどこにでも
存在している常在菌なんです。
どこにでも存在する病原菌に感染する条件は![]()

- 病気などで体の抵抗力が低下している
- 疲労や寝不足で免疫機能が低下している
- 目の怪我や結膜炎などを起こしている
- 汚れた手でまぶたをこするなど不潔な状態にする
テストが「ストレス」となって身体が抵抗力が
弱っているところに病原菌が侵入したというこですよね。
病気の原因が病原菌だったとしたら、
原因を引き起こした「起因」もあるはず![]()
ものもらい ⇒ 発現
ブドウ球菌 ⇒ 原因
免疫低下 ⇒ 起因
原因菌を取り除くのは「対処療法」的には役に立ちます。
けれども、免疫が下がったままでは効く薬も効きません。
原因菌の除去と一緒に、免疫力を上げることも必要です![]()
そんなわけで、麦粒腫は、市販薬などでもな治るんですが、
はりきゅう師の僕は、「二間〔じかん〕穴の灸」をすすめます。

お灸で免疫力あーっぷ![]()
後は、身体の中の「治ろうとする力」を信頼する![]()
僕は、こんな生き方が好きです。
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