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鍼灸学科
毎年恒例!もぐさ作り
こんにちは。はりきゅう学科のクドウです。
今回は1年生の恒例行事になりました「モグサ作り」をご紹介します。
モグサというのは鍼灸師の使う道具の一つで、ヨモギから作られています。
上の写真は実際にモグサを使ってお灸をしている様子。
普段授業で使っているのはモグサの業者でつくられているものですが、どんな風作られているのか。実際に作ってみようというのが今回の授業です。
材料は乾燥させたヨモギ。
使う道具はすり鉢・すりこぎと、ザル。以上!!
作り方は
①乾燥したヨモギをすり鉢でする
②ザルでモグサの成分と不純物ふるい分ける。以上!!
なんだ簡単じゃんって思うかもしれませんが、これがなかなか体力勝負なのです。
ちょっとすっただけではいいモグサは作れません。
なのですり鉢で細かくして、ザルで余計なものを取る作業を
何度も何度も何度も何度も繰り返します。
写真をとっていただいていた事務のヤマダさんも急遽参戦。
髪を乱しながら一生懸命すっていただきました
そして奮闘した末にできたのが右のモグサになります。
左のはすり始めたばかりのモグサ。
右のモグサはふわふわしていて白っぽく、左のモグサはボソボソしていて黒っぽいですね。
余計な不純物が抜けるとこんな違うのです
もぐさ作りは普段使っている道具ができるまでを実感できるので学生のみなさんも「こんな風にできるんだ!」と興味津々で行っていました。
学生のみなさん、お疲れ様です。きっと筋肉痛が出たと思いますが、早くぬけるといいですね(笑)