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専門学校の3年間は、臨床家へと続く道
みなさま、アルファ医療福祉専門学校はりきゅう科 2017年初ブログとなります。
どうぞ本年もよろしくお願いいたします。
という訳でして、2週間ほどの冬休みを経て3学期になった次第です。
3学期と言いますと、
最高学年の3年生は、いよいよ国家試験を迎えるわけですね。
テスト的に言えば、年に一度の国家試験ですが。
1人1人の学生から見れば3年間準備してきている訳です。
皆緊張しながらも、一生懸命健闘しております。そんな姿を日々、感謝で見守っているところです。
出会った頃から考えれば、あっという間だなぁ。と感じますが、皆さん立派に臨床実習もこなし、あと3ヶ月もすれば資格を持って臨床の現場に立ってくれることでしょう。
さて、
3年生以外でも進級の判定や、翌年の内容への準備なども着々と進んでいます。
今回も、1・2年生は冬休みの宿題が出ました。
①お灸の宿題
②治療体験実習レポート
①に関しては、日々出ている宿題なのですが穴あき0で12~15枚行います。
1年生も相当上手になりました。速い学生では、6分を切る勢いで100壮を終えます。
鍼灸の技術訓練はまさに「継続は力なり」
やり終えてから意味を感じる物ばかりです。
最近流行っている筋トレだってそうです。1・2日やったからと言って何かが変わるわけではありません。
趣味ならまだしも、職業となる物ですからね。
技術訓練は「体験」に意味があるのではなく、でなく「体得」に意味があるのです。
という訳で、アルファではお灸の宿題とそれをしっかりやってくれる方を大切にしています。
②ですが、実際に現在までに習った技術や知識を使って(最大限に安全に注意し)身内の方に治療させてもらうという物です。
1年生は、今まで習ったお灸や皮内針と呼ばれる鍼を使った練習でレポートにまとめます。
(3日以上空けて同じ患者さんを2回診ます)
2年生は、更に進化して「頚肩腕痛(いわゆる肩こりや手のシビレなど)」と「腰下肢痛(腰痛と坐骨神経痛のような足のシビレなど)」を対象とした治療をする。という内容です。
2年生は全身的に鍼やお灸をしていきますが、その中で上記のような「疾患」を」対象とした治療を行うという事もしていきます。
内容としては「診察」、「鑑別」、「総合判断」、「施術」という流れになる訳ですが、それぞれについて訓練を行った内容を試したわけですね。
今回作ったレポートを用いて
最初の診察学を履修する授業とコラボしまして、症例の報告を行いました!
それぞれ、自分の症例を前に立ち発表します!
初めての症例報告という形でしょうから、戸惑いながらもしっかりと伝えてくれています。
つい先日成人式を迎えた学生達も、自らの成長を振り返る機会となったでしょう。
それにしても、人の成長って素晴らしいです。
不安定に見えるようでも、しっかり歩みをしているんですね。
近くで見ていて非常によく感じます。
互いの症例を読みながら、学ぶべきところ改善すべきところ。その他諸々聞きます。
2年生は、4ヶ月程度すると臨床実習が始まりますからね。
今の内からしっかりとスタートを切っておかないと、不十分な実習になってしまいます。
シバザキさんの良かったな~。クドウ先生からもお褒めの言葉が出ていましたが
臨床実習は大丈夫でしょうね。
授業含め色々と素直に受け取っていただけるなぁって思いました。嬉しかった~~
という事で
それぞれの3学期が始まった訳ですが
全ての日々は、臨床家になる為の一歩です!
そんな日々に起こる全ては勉強です。
病気や、モチベーションの低下ですらもです。
全てを体験して、いつか患者さんに「その気持ち分かりますよ。私もつらい事ありましたもん」
だなんて言えるその日の為に体験しているのかもしれません。無駄な事は無いんですよ
酉年ですからね、飛躍の年にしていきたいと思います。
アルファ医療福祉専門学校、今年もよろしくお願いいたします!!