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追跡!特産物○○調査隊 #27「奈良」
皆さん、こんにちは。鍼灸学科のシロクマです。
次は京都の次といえば第27弾!「奈良県」やよ
奈良といえば、やっぱり京都と共に修学旅行の目的地として有名ですよね。
京都と同じく、古墳や神社、寺などの国宝、文化財が多く、
・法隆寺地域の仏教建造物
・古都奈良の文化財
・紀伊山地の霊場と参詣道
が世界遺産に認定されています。
日本には世界遺産が44個あり、最近では新潟の佐渡島が認定されましたよね。
県別で3つもあるのは奈良県以外に、岩手県と鹿児島県があるそうです。
この中でやっぱり有名なのが法隆寺ですよね。
正岡子規の有名な俳句で
柿食えば、鐘が鳴るなり 法隆寺
現代語訳すると
柿を食べているとほどよく法隆寺の鐘の音も聞こえてきたよ
という秋の訪れを感じさせることを意味しています。
正岡子規は日本新聞社に入社して俳句の革新運動に取り組み、精力的に活動し、
1895年に日清戦争の従軍記者として中国に渡った時、結核にかかってしまい、帰国します。
この療養として迎え入れたのが夏目漱石です。
夏目漱石と正岡子規は帝国大学の同窓生であり、お互いに句を作って過ごしたそうです。
その時に、夏目漱石が詠んだ句が
鐘つけば 銀杏散るなり 建長寺
んんっ・・・似てる・・・
この2か月後に正岡子規が「柿食えば・・・」を詠んだそうです。
これほど仲が良かったとは
正岡子規はこの後も柿について多くの句を詠んだそうです。
とてもお気に入りだったようですね。
柿落ちて 犬吠ゆる奈良の 横町かな
渋柿や あら壁つづく 奈良の町
晩鐘や 寺の熟柿の 落つる音
これほどまで柿を気に入った正岡子規が「柿食えば・・・」を詠んだ10月26日を
「柿の日」として制定されたとのことです。
そこでやっぱり注目したいのは「柿」です!
柿の効果としては
・心熱、熱症状による喉の渇き、喉の乾燥、口内炎など (東洋医学的には 清熱瀉火)
・食中毒など (東洋医学的には 清熱解毒)
・慢性気管支炎など (東洋医学的には 潤肺止咳)
・下痢など (東洋医学的には 渋腸)
・便血、痔出血、尿血、吐血など (東洋医学的には 止血)
・便秘など (東洋医学的には 瀉下)
上記の効果をみると、正岡子規は柿を食べることによって
当時は不治の病であった結核の症状も良くなったのでしょうね。
正岡子規というなら奈良の柿
(参考文献)47都道府県大事典 西東社
食材効能大事典 東洋学術出版社
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