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鍼灸学科
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試してトクする〇〇のツボ その236「スタンダール症候群篇」

皆さんこんにちわ!

4月に入り、新学期がスタートしました。昨日は新入生のオリエンテーションがあり、皆さん初顔合わせをしました。

初めは緊張の面持ちでしたが、終了時にはもうそれぞれで話しかけたりする学生もいて、打ち解けたようでした。

これから3年間長いようで短い、学生生活を有意義に過ごしていただきたいと思っています。

さて、今回は「スタンダール症候群」ですが、このスタンダール症候群って何?聞いたこともないんですけども?????という方も多いと思うので、簡単に説明させていただきます。

イタリアの作家であるスタンダールがイタリアへ旅行した際に、フィレンツェのサンタ・クローチェ聖堂の内部のフレスコ画を見上げていた時に、突然めまいと動揺に襲われ、しばらく呆然としたということから、後に命名されました。

これは長時間、首を後ろに反らしていると、血管が圧迫され、血栓により脳の血管を詰まらせ、脳卒中の可能性があるといわれています。

日常的に美容院でのシャンプー台に椅子を倒し首を反らした姿勢が、見上げるときと同じ状況となります。シャンプー後にフラッと来たら要注意です!

頸の横には椎骨動脈という脳の中に入る血管が走っています。この血管が首を後ろに反らすことで、血流が一時的に少なくなり、すると血小板の流れも滞り、小さな血の塊(血栓)が出来ます。

それで首を元の位置に戻した際に、血栓で塞き止められていた血流が一気に流れ、血栓も押し出され細い血管に詰まってしまう可能性があります。

症状は軽いものでは吐き気やめまい、頭痛がみられますが、重症になると手のしびれや失神したりします。ただ後遺症として意識障害が残るケースは少ないといわれています。

ではこのような場合に試してほしいツボが「内関」「合谷」です。

         引用:村瀬鍼灸整体院

    引用:医道の日本社