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【鍼灸】人間関係論と患者さんとの関わり方について白石邦明先生にお話いただきました

こんにちは、広報課の阿部です☀

いきなりですが、皆さんは家庭・学校・職場の人間関係に悩んだことがありますか?
一度も悩んだことがないという方は珍しいのではないでしょうか?

今回はそんな人間関係の悩みや感情の処理について、こちらの白石邦明先生にお話いただきました。
先生は心理学や脳科学のテクニックを駆使した講義と実習で人気の講師でいらっしゃいます!

◎先生の公式X→https://twitter.com/wa9works
◎先生の公式メールマガジン→https://www.reservestock.jp/subscribe/132208

↑ぜひチェックしてみて下さい☀

 

セミナーが始まるとまず白石先生が「なんでも良いので質問して下さい」「いつでも質問して下さい」とおっしゃると、学生さんからいきなり「白石先生は結婚してますか!」と飛び出しました。
白石先生はその質問に「してないです!(質問してくれて)ありがとうございます!」とお答えしながら、ご褒美シールをその質問した学生さんにプレゼントしていました(笑)

先生と質問等のコミュニケーションをとったり、隣の席の人が落とした物を拾ったりの良いことをすると、先生からご褒美シールがもらえるシステムみたいですよ♪

セミナー中は静かで緊張感のある雰囲気であることが多いのですが、そのやり取りだけで教室の空気がゆるんで発言しやすい雰囲気に包まれました☀
さすが心理学のプロですね!

 

そして本題の人間関係についてのお話です。

皆さんは人の目が気になったりしますか?
こんなことを気にしているのは自分だけじゃないか?と心配になってしまうかもしれませんね。
先生のお話によると、<人の目が気になるか>というアンケート調査の結果で約6割の方が気にしているそうです!
なので人の目が気になるのは当然のこと、職場でなら考え方によって対策しましょう!と次のお話をされました。

 

<考え方を変えることでの対策の方法>

◎日本人が優れている、思いやる・察する能力はもちろん良いものだけれど、でも質問してしまった方が早い時もあります。特に患者さんと関わる時には質問の準備をしっかりする。

◎自分の価値観にこだわり過ぎないこと。例えば公共空間のマナーにこだわりすぎる人が、電車内で泣いている赤ちゃんに怒ってしまう……のは典型的な例。

◎相手に嫌われてしまったら終わりという思い込みをやめること。 相手に嫌な思いをさせないように……と気をつけるのはOK!でも嫌われたとて終わりではないし、あのハンバーグだって嫌いな人がいるんだからあまり気にしない!

どれもなんだか心当たりのあることですね……(-_-)

 

共感疲労についてもお話いただきました。(共感疲労とは、他人の悩みや苦しみを理解することで疲れる状態のことです)
苦しい思いをしている人物の物語を聞いて、共感と共感疲労について事後報告するという実験のお話です。
客観的に聞いた群では共感も疲労も低く、自分事として聞いた群では共感出来るけどとても疲れる、相手の立場になって聞く群では共感度は高く、疲労度は低い……という結果だそうです。

なので患者さんのお話を聞く際には、症状がつらいですね、と同調しつつあまり相手の感情には入れこまないようにする(難しいですね)、バランスをとることが大事だとおっしゃられていました。

 

その他には学生さん同士でコミュニケーションをとりあう演習も行われました☀

制限時間は1分、集中してテーマに沿った単語や短い文章を5個(出来ればそれ以上)書き出します。
書き出した項目について2人1組になって話し合うものでした。

今回のお題は最近良かったこと・嬉しかったことだったのですが、それを書き出すだけでも幸福度が高まるそうですよ!

良かったこと・嬉しかったことを話し合ううちにクラスメイトでも知らないことがあったり、新たな一面を発見したり盛り上がっていました☀

 

今回のセミナーで得た知識を卒業後に活かしていきたいですね!

よりよい患者さんへのケアやコミュニケーション、職場での円滑な人間関係に繋げていきましょう!

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