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鍼灸学科
便秘#便秘
たかが便秘。されど便秘!!種類偏④
皆さんこんにちは。
アルファ医療福祉専門学校の鍼灸学科の中村です。
今日は便秘の中の一つである直腸性便秘についてお話ししようと思います。
直腸性便秘は簡単に言うと「便意を感じないで出口で詰まる」タイプの便秘です。
便が直腸までくると便意を感じ、排便反射が起こって排便をします。
しかし、仕事の関係や学校にいるせいでトイレに行きたいときに行けない状態が続くと便意が感じずらくなってしまい便秘になってしまう、これを直腸性便秘と言います。
習慣的に便意を我慢してしまうことから「習慣性便秘」なんて言われたりもします。
直腸性便秘の方の症状としては、便が直腸に来ても「便意を感じなかったり」、「便意はくるがタイミングを逃すとでなくなってしまう」などの症状がみられます。
イメージとしては、使った後の木工用ボンドの先が詰まっていてボンドが出ずらい状態と思っていただけるといいと思います。
直腸性便秘の予防としては水溶性食物繊維を多くとってほしいんですが、特に藻類系である昆布やもずく、わかめなどが相性がよく、海藻のぬめり成分が便を軟らかくし排便を促進してくれるのでいつもの食事+一品していただけるといいと思います。