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山と養生⑭谷川岳(たにがわだけ)篇
”過信は命取りになる”
今回はこんな教訓を得た養生登山となった。
何が起きたか?
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養生鍼灸の専門家、大嶋です。
ストレス社会と言われている現代を
どう生きれば心身の健康を保てるでしょうか?
気が病んだ状態が「病気」です。
・気が病まないように工夫すること
・病んでしまった気を元に戻すこと
健康な人生は、この2つの条件を
満たしてあげることで保つことが出来ます。
このブログでは健康のヒント綴っていきます。
さぁ、あなたも心も身体も楽になる"養生"を
一緒に身につけましょう。
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日本百名山のひとつ”谷川岳”。
群馬・新潟の県境にある三国山脈の山で、
ロープウェイを利用する天神尾根コースなら、
往復5時間ほどで愉しめる。
途中から岩場が多く急登になるため、
いつものモンチュラの靴ではなく、
ローバーの登山靴で登ることにした。
前日の点検で側面に少しヒビを見つけたが、
1日くらいは何とか行けるだろう!
と安易な判断、これが後に事件に。
早朝に出発、天気は最高だ。
ベースキャンプ付近は紅葉真っ盛り、
15分ほど空中散歩を楽しみ天神平に降りる。
谷川岳山頂登山コースのスタートだ。
遠くに山頂が見える。
よーし頑張るぞ!と足取り軽く進んでいく。
”熊穴沢避難小屋”を越えるとコースが険しくなる。
岩場を気を付けて登っていく。
”天狗の留場”あたりで足元に異変を感じる。
見てみると踵部分の靴底がはがれてきている。
これはやばい!
登山を取りやめ、応急処置をして下山する。
どんどん靴が壊れていき、
天神平に戻るころには底が取れた。
想像を超える負担が靴にかかっていた。
これくらいのヒビなら何とかなるという
過信が事件を招くこととなった。
大事には至らなかったが、
岩場で剥がれて足を踏み外したら大惨事だ。
車まで戻り靴を履き替えて、
ベースキャンプから一ノ倉沢までの
ハイキングに変更だ。紅葉がきれいだ。
日本三大岩場の一つとされているだけあって、
一ノ倉沢の岩壁は圧巻。
近くの水上温泉で疲れを癒し帰宅。
最高の週末を過ごした。
p.s.
ローバーの登山靴は靴底の張替えに出しており、
年末に戻ってくる予定だ。
<本日の養生>
・日頃のメンテナンスが一番大切。
・”これくらいなら大丈夫”という過信は禁物。
・失敗は教訓として受け止め気持ちを入れ替える。
・秋を愉しみエネルギーをチャージする。
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