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鍼灸に属しクラシックを絡う #1「ベートーヴェン」
皆さん、こんにちは。今回からブログを始めていくことになりました鍼灸学科のシロウサギです。
小さい頃、病気持ちだったことでスポーツ制限があり、そこから楽器に触れるようになりました。
高校は吹奏楽、大学は管弦楽(オーケストラ)に入っていたのですが、
何の楽器を演奏していたかというと
コントラバス(弦楽器の一番大きい楽器です…)
理由は、吹奏楽の顧問の先生から
「君、身体大きいからコントラバスね」
それで決定してしまいました。楽器を選ぶときはそんなものかもしれません。
そこから管弦楽(オーケストラ)含めて7年間
でも、大学卒業して一般企業に就職してからは楽器に触れなくなってしまいました。
いろいろな流れで今は「鍼灸」の道を歩いていますが、
ふと思うことがあります。
「もし、あの作曲者が来院してきたら、自分はどう施術するのかなあ?」
近頃、そんな妄想をするようになってきました。
正解はおそらくありませんが、皆さんと一緒に考えてみると面白いかもしれません。
今回、一人目に選んだ作曲者は
~ ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン Ludwig van Beethoven ~
「楽聖」と呼ばれたベートーヴェン、やはり一番有名な曲といえば「第九」です。
交響曲第9番「合唱付き」は年末になると、テレビでも劇場でも耳にすると思われます。
この「第九」は54歳の時に完成した交響曲になります。
私も大学の時、先輩の頑張りで池袋にある大きな劇場で演奏させてもらった経験があります。
壮大な曲で「歓喜の歌」と言われるように合唱団とのハーモニーでは感情が最高潮になった記憶があります。
そんなベートーヴェンですが、27歳の頃に身体の異変を感じます。
左耳の奥の方で低く唸るような音がするのに気付き始めました。
この音は左から右へと伝播していき、だんだんと音が聞き取れなくなっていきます。
一説ではアブミ骨の癒着によって起こっているとされていました。
この耳の苦しみ・辛さを作曲することへの希望として取り組んでいきました。
そして38歳の頃には、ほとんど聴こえなくなってしまったのです。
それから16年後に「第九」が完成したということです。
では、皆さん
~ 30歳頃のベートーヴェンの苦しみをどうすれば鍼灸で和らげることができるだろうか? ~
いろいろな正解があると思われるので
一例とすると
聴覚のアプローチ = 聴宮(小腸経)・聴会(胆経)
左耳の奥の方で低く唸るような音 → 腎 = 太渓穴(腎経の兪土原穴)
膈兪(膀胱経・八会穴の血会)
腎兪(膀胱経・腎の背部兪穴)
肝兪(膀胱経・肝の背部兪穴)
アブミ骨の癒着 = 陽陵泉(胆経・八会穴の骨会)
心の苦しみの緩和 = 膻中(任脈・八会穴の気会)
内関(心包経・絡穴)
皆さんは皆さんの答えがあると思いますので、ふと考えてみると面白いかなと思います。
ちなみにベートーヴェンの父親も祖父も宮廷の歌手であり、代々の音楽家一家であったとのことです。
でも空想になりますが、あなたの鍼灸でベートーヴェンの耳が回復していたら「第九」は誕生しなかったのかも…
【引用】・語れるようになるクラシックの名曲 成美堂出版
・ビジュアル伝記 ベートーベン 学研
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