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試してトクする〇〇のツボ その196「迷走神経反射篇」
皆さんこんにちわ✨
台風2号が関東地方に先週の木・金曜日と土曜の午前中にかけてやってきました。梅雨前線が台風に刺激を受け広範囲に線状降水帯がみられました。そして大雨洪水警報や土砂災害警報により、避難指示が出たところもありました。
皆さんのお住いのところは大丈夫でしたでしょうか?
我々は、自然の持つ大きな力には太刀打ちできません。自然には無限の大きな力があります。人が作るもの(機関)には限度があります。限度を越えればその機関は機能が失われます。しかし自然には限度がないため如何ようにも大きな力となります。
そんな大自然の中で我々は生きてます・・・いや生かされているといった方がいいでしょうか。
自然を無視し、人為的に便利さ等を追求して自然を破壊し何かをすると大きな代償となって、それはやがて巡り巡って我々に大きなダメージを受けることになります。
自然を尊重するという考え方が東洋医学にはあります。とても奥が深いですが、こんなことを書き始めるとキリがないのでこの辺にしておきます・・。
さて今回は「迷走神経反射」をテーマとしましたが、そもそも聞きなれない言葉ですよね。迷走神経反射って何?と読んだ方の頭の上には❔がたくさん見えます。
この迷走神経反射とは簡単にいうと「失神」の原因となる1つでもあります。よく起こる場面としては、長時間立ちっぱなしの姿勢や精神・肉体的ストレスがかかっている時が挙げられます。「神経反射性失神」とも呼ばれたりします。
この迷走神経反射が起こる前兆としては「気分が悪くなる」「吐き気がする」「視野が狭くなったり、ぼやけたりする」「急に眠くなる」「あくびが出る」などといった症状がみられます。
このような症状がみられた場合にすぐにベッド等で横になるとか、衣服など締め付けているものを緩めたりするなどしましょう。
ここからは私自身の体験談です・・
私が鍼灸学生の1年の時に、初めてクラスメイトに鍼を打つ試験がありました。有名な「足三里」というツボに3分間で鍼を何センチ刺すという試験でした。
私は鍼を刺される側だった時に、初めて刺されるといった緊張と試験であるという緊張がMAXだったと思います。そこに刺されたときの痛みで迷走神経反射を起こしてしまいました。血圧がストンと下がり、顔面蒼白で冷や汗がでて、脈も触れなくなるといった症状がでました。
注)鍼灸を学びだして初めての対人刺鍼なので、当然刺す側も上手いわけではありません。
しばらく実技室のベッドで横になっていると、先生が腕にあるツボに浅く鍼を刺してくださいましたが、その刺激すらもその時は勘弁してほしいほどでした
こういった迷走神経反射が起きた時にツボ押しで症状を早く改善できたらいいですよね。そのツボは「人中(じんちゅう)」です。
引用:https://chogo28.blog/mouth-massage/
図のように押さえ、円を描くようにして揉んでみて下さい。眠気覚ましとしてもいいですよ!