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美容鍼灸師を目指すなら✨
先週の2年生実習のテーマは美容鍼。
女性を中心に興味がある分野かと思いきや、男性向けの美容鍼灸もやっているところがあったり、
実際、美容業界で活躍されている鍼灸師さんには男性の先生も多いのです。
今回はそんな美容鍼灸業界からの講師として
グラン治療院横浜スパイアス院様より川崎真澄先生にお越しいただきました。
グラン治療院横浜スパイアス院
https://biyoshinkyu.net/yokohama/
鍼灸師川崎真澄
https://www.youtube.com/watch?v=lE-Hb9zGBJw
当校の臨床実習先になっていただいているので、
数名は1年生の時の臨床実習(学外実習)でお世話になっていた経緯もあり、
学生さんから色紙をプレゼントされていた川崎先生。
物腰が柔らかな先生ですが、1人1人熱心に指導をしていただきました。
人気があるのもうなづけますね。
前半の講義部分では「美容鍼灸をやる前に知っておきたい5つのこと」と題し、
美容鍼灸のメカニズムや効果、表情筋の解剖学、
患者様への接し方などをお話されました。
特に強調されていたのは「インフォームドコンセント」の重要性。
鍼灸師自身が正しい知識を持ち、リスクも含め、
お客様にきちんと説明責任を果たすことで、
信頼関係が生まれるといったところ。
これは美容だけでなく、鍼灸師なら誰でもがそうありたいもの。
患者さんに自分の治療を説明できるかは、やはり患者様との信頼関係を築く上でも重要です。
さらに他の競合治療院との差別化として、
川崎先生は漢方との併用や温活のすすめなどのお話もしていただきました。
これは開業においても良いヒントになったと思います。
後半はいよいよ顔鍼実技へ。
先生は1人の施術に約100本の鍼を7~8分ほどで打ち終えるそうですが、
日本鍼灸の特色である鍼管を使った鍼の打ち方では、
時間がかかりすぎること、細かな部位への施術が難しいことから、
鍼管なしでどんどん打っていかれます。
さすがに学生には100本…というわけにはいかないので、
その1/10、10本だけをお互いに練習しました。
最初こそ鍼が曲がりそうになったり、方向が定まらなかったりと苦戦していたようですが、
コツが分かってくると手早く打てるようになった学生さんもチラホラ。
結構顔の鍼は「響く」ようで、慣れない様子でしたが、
美容鍼灸師志望の学生さんたちだけでなく、全員が集中して先生の指導を受けていました。
また顔の鍼は少々出血しやすいのが特徴。
ニキビなど多いとより出血はしやすいようですが、
創傷治癒過程で出血によりコラーゲン線維が増殖し、
肌に弾力性やハリが生じると言われていますので、
そのあたりのリスク管理やメカニズム説明もできるようにしておくことがやはり重要です。
美容鍼灸に興味がなかった学生も少し興味がわいたでしょうか?
肩こりや腰痛の治療はもちろん、
そこに+αの美容鍼灸もやれるとさらに客層が広がりますよね。
(当校では教員による希望者だけの美容鍼灸ゼミも開催しています。)
川崎先生、ありがとうございました!
(文責/撮影 寺田)
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