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スポーツトレーナーと鍼灸
2年生の実習では鍼灸にまつわるさまざまなフィールドの方々に来ていただいていますが、
先日は卒業生が講師として帰ってきてくれました!
10期生の島嵜寛之(しまざき ひろゆき)さんは
ラグビートップリーグ、横浜キャノンイーグルスのトレーナーをされています。
元々JSPOのAT(アスレティックトレーナー)と柔道整復師の免許を持ち、
トレーナーの仕事を続けながら当校のはり・きゅう学科に入学し、
3年で無事に合格、今は晴れて鍼灸師としても活躍されています。
(在学中は毎朝、一番に学校に来てラウンジで勉強していた姿が印象的でした。
本当にその時間しか勉強する時間がなかったんだそうですよ)
現在は3つのライセンスを有し、チームでは主にリハビリ分野のトレーナーとして
ケガをした選手が復帰するまでのサポートを行っているそうです。
実は日本のスポーツトレーナーの保有ライセンスでは
AT+鍼灸師という方が非常に多いのです。
JSPO 第1回日本のスポーツトレーナー実態調査のデータでも、
AT保有者が80%以上を占め、
医療系国家資格では1/3がはり師・きゅう師となっていて、最も多いのが分かります。
実際、在学生でATをすでに持っていて仕事上鍼灸が必須で取りに来た、という学生もいますし、
サッカーや野球のトレーナーさんたちで当校に関わってくださった先生方も
AT×鍼灸師の方ばかりでしたので、実際そうなんだろうと思います。
島嵜さんもやはり自分以外のチームのトレーナーが全員鍼灸師で、
現場での必要性を感じて取った、という経緯を話してくださいました。
前半は座学で多摩センターにほど近い、
キャノンスポーツパーク内のクラブハウスの紹介から。
クラブハウスの内部の様子として選手たちのロッカー、
トレーニング施設に浴場、食堂、
そして彼の「職場」であるトレーナールームの様子などを、
たくさんの写真を交えて紹介してもらいました。
さすが企業のプロチームとあって、試合などのビデオの分析を行う
「分析ルーム」なんてものがあるんですねー
そのビデオの中から「症例検討」?として
試合のシーンをみながら、「どこをケガしたんでしょう」クイズ!
コンタクトスポーツならではのビックリするような大ケガの数々に、
思わずこっちまでも痛くなってきてしまいそう
チームにおける鍼灸師トレーナーの役割として高い治療技術はもちろんのこと、
選手やスタッフとの信頼関係を構築するための
コミュニケーション能力の必要性を語ってくれました✨
さて後半は実技。
今回は「キネシオテープ」を用いた、
腰・膝・足首のテーピングをみんなで練習しました。
中にはテープなんて触ったこともない、なんていう学生もいましたが、
最初のうちはうまく貼れなくて、しわくちゃになっていたテーピングが
島嵜先生の指導でどんどんキレイに巻けるようになっていきましたよ
楽しい時間はあっという間でしたねー
限られた時間の中で「初めてのテーピング」な学生も、かなり上達!
島嵜先生の進行がとても上手でした
(「先生方はよくこんなこと毎日やってますねー」と言われましたが…)
終わってからも質問が絶えず、すっかり捕まってしまっていた島嵜先生。
後輩たちのため、熱心に応えてくださって本当にありがとうございました!
今後も当校に協力してくれるそうなので、ぜひまた来ていただきましょう
(文責/撮影 寺田)
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午前のみの一般向け体験授業と学校の説明を行いますが、
現在開催中のオープンキャンパスでは在校生スタッフがお手伝い。
教員と一緒に盛り上げてくれます
次回は6月26日(日)、【はり・きゅうの道具編】です。
実際に鍼を枕に打ってみたり、
もぐさをひねってお灸を作ったり、
実技の授業を体験できますよ!
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