試してトクする(‘ω’)ノ〇〇のツボ　その146「裂紋舌（れつもんぜつ）篇」

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本格的な夏を前に、各地では30度越えとなる暑さが連日続いていますが、今日はあいにくの☔模様。暑さもクールダウンってところでしょうか?！

新型コロナによるマスクの着用に関して、厚労省は「屋内において他者と身体的距離がとれて会話をほとんど行わない場合は、マスク着用は必要ない。屋外において、他者と身体的距離が確保できる場合、他者と距離がとれない場合であっても会話をほとんど行わない場合は、マスクの着用は必要なく、特に夏場については、熱中症予防の観点から、マスクを外すことを推奨する」と基本指針が発表されました。　　　　　

小学校の運動会で、マスク着用なしでの競技が行われいる様子がニュースでも流れていました。マスク着用が当たり前となってきている昨今ですが、少しずつマスクなしの生活ができるのは嬉しいものです。

先週に引き続いて東洋医学の診察法の一つ舌診に関してお送りしています。今回は「裂紋（れつもん）舌」です。これは簡単に言うと舌に亀裂（ひび）が入っている状態をさします。下図参照

　　　　　　　　引用：言問鍼灸整骨院

このような舌は成人の約15％にみられるそうです。単に口呼吸をしている人、水分不足やストレスからくるドライマウスによって見られることがあります。東洋医学では「陰虚（いんきょ）」といわれるタイプで、手足が火照ったり、寝汗が多い、夢をよく見る、空咳をするといった症状がみられます。ちなみにこの溝が深けれ深いほど重い病が潜んでいる考えます。

突然このような溝ができた場合は注意が必要です。たとえば不眠や便通に異常が出た場合。唾液量が急激に減った場合。舌に痛みが出た場合などです。もし思い当たる節がある方は、歯科か耳鼻咽喉科に受診をしてくださいネ！

※今回は突然溝ができた場合を除いて、何となく疲れがたまっていたり、最近水分取れていないという場合を対象としています。

こうした陰虚の方には「復溜（ふくりゅう）」「三陰交（さんいんこう）」「腎兪（じんゆ）」がお勧めです✨