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国語力向上プロジェクト発足! 学ブロPart.55
おはようございます。
梅雨に入りそうで入らない微妙な天気の今日このごろ、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、今年度に入り我がはりきゅう学科ではとある仮説にたどり着きました。
成績が伸び悩む学生さんは、そもそも国語力が低いのではないかと。
僕も昨年度から補習を担当していて実感したことですが、補習に引っかかってくる学生さんはとにかく国語力が低い。
文章を読み解く能力、語彙力、推理力などどれも成績優秀な人たちと比べてかなり厳しい状況です。
例えばなんですが、「リボソームはタンパク質を作る」と補習で教えていたのですが、
演習問題で「リボソームはタンパク質を合成する」という風に選択肢に入れたら、これを☓にした学生がいました。
なぜかと訪ねたら、「いや、だって作ると合成するって違う意味でしょ? だから☓つけました」と真顔で答えられました。
厳密に言えば全く同じ意味ではないですが、指している内容は同じなわけです。
これはまさに語彙力の低さを示すエピソードですよね。
同様に、同じ内容の文なのに、言い回しを変えただけで途端に答えられなくなるケースが度々起きており、これは学習内容云々より国語力では…??と感じた次第です。
また2月に行われた29回国家試験では、午後の東洋系の問題文が軒並み長文となり、それを読み解くことに時間がかかり見直す時間が全くなかったと答えた学生さんが多数いました。
午前問題でいじめ抜かれて思考力の低下した脳に追い打ちをかけるように、大量の長文問題を押し付けられるわけですから、ある程度の文章読解能力や文章そのものを読むスピードなどが求められるわけです。
そういった背景を踏まえて、それじゃあ国語力を何らかの方法でアップさせれば、付随して成績も上がるんじゃない? という発想からこのプロジェクトが発足したんですね。
今後、皆さんにもこの試みが実施される予定ですので楽しみにしていてくださいね!
今週のピックアップ
先日、父と伊豆にいったんですが、丁度花火大会をやっていて、夕食後に熱海湾に見にいきました。結構早めに宿を出たのに駐車場空いてなくて冷や汗かきましたとも(;・∀・)