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鍼灸学科
東洋医学のおはなし~気と津液の関係②~
先週は東洋医学のおはなしをお休みして、私が受験した検定について書きました。
結果が出るのが待ち遠しいような、来てほしくないような感覚です…💦
今回は、東洋医学のおはなしに戻り、気と津液の関係の続きをご紹介します。
津液の気に対する作用です。
こちらは2つあります。
津液は気を生む
気は、脾・肺・腎の働きによって作り出されますが、これら臓腑が正常に働くには充分な潤いが必要です。
潤い、滋潤という働きを担っている代表格は津液です。
津液は気を載せる
津液と気は一体化して、脈中のみならず脈外を運行しています。
そのため、津液の過剰な排泄は気も損傷します。
汗をかきすぎると、気も損傷してしまい、エネルギー不足の状態になってしまうのです。