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鍼灸学科

身近な出来事と勉強を結びつけてみよう 学ブロPart.78

寒い日が続いていたなーと思ったら、急に暖かくなったりまた寒くなったり。

朝に着ていくものどうしようかなって迷ってしまいますよね。

 

さて、タイトルなんですがこの週末にめちゃめちゃ久しぶりに高熱を出しまして。

軽い風邪程度なら引くことはあっても、熱が出るほどとなると一体何年ぶりなんだろう?というレベルなんです。

しかも39℃近かったので、もしかしてアレもらっちゃったのか!? 

でも週末も引きこもってるし、もらってくる要素ないな?? あれ、でも先週旅行…??

とヒヤヒヤしていたんですが、翌日には下がりました。アレは一体何だったんだろう…。

熱でボンヤリしながら、これは記事に使えるなと思い、からだに起こっている状況を考えてみました。

まず細菌やらウィルスが身体に侵入します。

先天性免疫により真っ先に好中球が侵入現場にかけつけます。

侵入初期は好中球ですが、少し長引く場合はマクロファージが活躍をします。

このあたりで抗原提示をしたり、発熱物質を出したりと様々な反応が体内に起こります。

生理学で出てきたセットポイントを思い出してほしいのですが、白血球が免疫力を発揮するのに体温を上げたほうが都合が良い。

そこでセットポイントを上げることによって体熱の産生を亢進させ体温をあげます。

一般の人は勘違いしがちなのですが、この発熱は体内の防衛機能を高めるためのものなので、解熱剤をすぐ投与して熱を強制的に下げてしまうのは得策ではありません。

体内で病原物質と白血球の熾烈な戦いが終わると、セットポイントは下降し発汗することで体温を下げ、発熱は収まります。

おそらくですが前日に薄着で外出したときにひどい寒気を感じたので、寒邪にやられたのかもしれませんね。

 

この発熱だけでなく、自分の身の回りに起きていることを学校で教わった内容と結びつけるよう心がけてみると、記憶にも定着するし勉強も少し楽しくなってくるのでは? と思います。

つらいだけの勉強から興味を持てる勉強へ!