ブログBlog
新型コロナのワクチンて?? 学ブロPart.70
皆さんこんにちは!
せっかく涼しくなったと思ったらまた暑い日々に戻ってしまいましたねー。
早く涼しい日々が戻って欲しい山上ですが、先週末コロナのワクチンの2回目を接種してきました。
自分の番が回ってくるのは当分先だと思っていたので、あまりワクチン情報に関心を寄せていなかったのですが、いよいよ自分の番が来るということで色々調べてみました。
今回の新型コロナのワクチン。今までになかったタイプということで何が起こるかわからない。
政府の陰謀説など巷で騒がれていたようですが、その仕組みについて簡単に解説していきたいと思います。
さて、そもそも一般的なワクチン接種とは??
麻疹だったり風疹だったり、あるいはインフルエンザだったりと皆さんはこれまで色々なワクチン接種を受けてきたかと思います。
従来のワクチンは人間の後天的な自然の免疫力に訴えかけるものです。
すごくざっくり言っていまうと、注射器を通じてウイルスを人体に害のないレベル極微量を人体に入れます。
すると体内で何が起こるかというと、一次応当部隊がとりあえず駆けつけてやっつけます。
それと同時に入ったきたウィルスの顔を覚えるわけです。
これが免疫を獲得するということです。
次回以降また同じ顔をしたウィルスが体内に侵入してきた場合、すでに指名手配が完了しているのですぐさま退治ができます。おかげで大事に至らずに住むといった具合です。
では新型コロナのワクチンは今までと何が違うか??
これまでの予防接種のように新型コロナのウイルスそのものを体内に入れるわけではありません。
解剖生理の授業を受けた人は、mRNAについて学んでいると思います。
mRNAとは簡単に言ってしまえばタンパク質の設計図で、リボソームのところでその設計図に従って何らかのタンパク質を作り上げます。
さて、今回のコロナワクチンはそのmRNAを注射するんですね。
このmRNAは何のタンパク質の設計図かと言うと、実際の新型コロナウィルス表面のトゲトゲの一部です。
体内に入れたmRNAはコロナウィルスのトゲトゲを作り上げます。
するとトゲトゲの情報を体内の白血球たちは覚えます。
次回以降、そのトゲトゲと同じ形を持ったウイルスが侵入してきた場合に即座に対応する…というのが仕組みです。
思ったより文章長くなってしまいましたが、参考になれば幸いです