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鍼灸学科

「操体法」講座開催中!

先週から週1回、全3回の予定で「操体法」講座が始まりました。

操体法とは…

「整体と同じく、正體術をもとに橋本敬三医師により開発された。
患者自身の身体を動かし、その動きに操者(術者)が抵抗を加え身体の歪みを調整する。
正體術を発展させ、臨床的追試を行う中で編み出された。
自己治療も簡易に行えて安全性も高いことから家庭療法としても広く実施されている」

(「社会あはき学」第2版 医道の日本社2019)

授業で使っている教科書にも載っているのがこの「操体法」です。

 

夏休み期間中に行われた「美容鍼セミナー」の中で、
顔に移る前のベースとして、
まずは身体の歪みを整えるために登場したのが操体法でした

・美容鍼セミナーの記事はこちら→ 美容鍼セミナー開催✨

今回はその操体法の基礎をマスターするための3回講座なのです

 

今回、講師としてお呼びしたのは水島一誠先生
当校を今年3月に卒業された鍼灸師さんでもあり、
入学のきっかけはこの操体法を開発された橋本医師が鍼灸をされていたとことから
操体法×鍼灸を、ということだそうで、
元々操体法の世界では、書籍や雑誌等で執筆もされている先生です。

(ちなみに私の実技ゼミの第1期生でもあります

ちょうど今年の7月に新しく書籍を出版されたということで、
こちらの方をテキストとして、講座を行う運びとなりました。

「操体法・体感」茂貫雅嵩(著)水島一誠(編)←Amazonで販売中です。

まずは「操体法とは何か?」「考え方」といったお話から始まり、
初回は基本の「揺らし」の手技から練習。

2人ずつのペアでの実技を1人1人細かく回って直接指導していただきました。

ただ足から力を加えて身体を揺らしていく手技ですが、
力がうまく伝わっていかないと、身体全体が揺れません。
なかなかこの感覚をつかむのは難しいのだそうです。

また受ける側に力が入っていたり、
動かない身体の箇所があるとそこからの揺れ方が連動しなかったり、
頭がねじれるように動いてしまったりするのだそうです。

私は傍からカメラを手にみてましたが、
確かに足からの波動が背中の辺りで止まって揺れがつながっていない感じのするところや
あごが上下に揺れずにねじれが入って、勝手に回旋したりしていることで
「動きの悪い箇所」が出来てしまっているのが見えてきます。

それが「揺らし」を続けていくと徐々にほぐれてきて、
身体全体が揺れるようになっていくのが分かりましたよ


鍼灸の効果は絶大ではありますが、
鍼を刺す、灸で熱刺激を加えるというのは治療であり、
同時に人の身体を傷つける「侵害刺激」でもあります。

そうして他人の身体の組織を壊した分以上の効果が得られなければ意味がないので、
出来る限り刺激は少なく、高い効果を得たいわけです。

「操体法」は身体を動かしてもらうことで身体の動きを正常化させていくもので、
ほとんど侵害刺激はありません。

操体法である程度先に緩めておき、
どうしてもほぐれない、時間のかかる厄介な部分だけを鍼灸で調整できれば、
侵害刺激が少なくて済みます。

水島先生もそのような治療スタイルを目指して鍼灸師になられた方です。
鍼灸と併用できる1つの武器としてこうした治療術をもっておくことは
とても意義のあることです。

残り2回の講義で、まずは基礎の手技を学び、
どんどん練習して自分のものにしていってもらえればと思います

(文責/撮影 寺田)

 


 

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今週末は9/19(日)「はり・お灸編」
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1年生で行う実技授業の内容を一足お先に体験!
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今年はなんと
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(定員に達し次第、募集は終了となります)

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オープンキャンパスの今後の日程

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どんなことを学ぶのか興味津々のみなさん、
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