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ググればいいじゃん? 学ブロPart.52
こんにちは!
夏日が来たと思ったら急激に気温が下がったりと、体に負担をかける気温の変化ですが
皆さんは体調は崩したりしていませんか?
普段シャワーの人も湯船に浸かる、夜は早く寝る、鍼灸をするなど対策をしてもらえればなと思います。
週末は仕事に追われ、どこも行けませんでした。
3月にやっておいた授業準備のストックが完全に切れたのでここからが正念場です…。
さて、鍼灸学科に入って一度は皆さん思ったことがあるのではないでしょうか?
「なんでこんなに大変な勉強しなきゃいけないの!?」
僕自身も東洋医学を学びたーい、と割とふわっとした感じで入学したら、
大量の教科書を手渡され、
「え? 解剖? 生理? なんでこんなこと勉強させられてんの!?」
と混乱した挙げ句、とんでもなく悪い成績を1学期に取ってしまった苦い記憶があります…。
今は情報が手に入りやすい社会なり、みなさんもわからないことがあればグーグルで検索すれば手軽に求めていた答えにたどり着くことができますよね。
専門学校などの教育機関に入ると、そういった安易な逃げは許されず、小テストや期末テストで大量の情報を頭に入れて、その成果を試されます。
この情報化社会でこんな労力を割く必要は果たしてあるのか…??
脳にはあまりリソースを消費せずしかも素早く結論を出す「早いシステム」と、
リソースを大量に消費する上に結論を出すのに時間がかかる「遅いシステム」があるといわれています。
日常生活を送る上で皆さんは大半が早いシステムで情報を処理しています。
普段の行動の大半はルーティン化しているので半自動的に処理しているし、なにか物事を決めたりする際にも直感に従って決めるなど、早いシステムが活躍をしています。
なにかわからないことがあってもスマホを取り出せば簡単に情報にアクセスできるため、遅い情報システムの出番なしといった生活を送る人が大半だと思います。
学校教育ですが、この早いシステムに対して遅いシステムを鍛えるのがその存在意義だと言えるでしょう。
難解な授業を毎日数時間聞いて、それを理解し、本当に必要あるのだろうか? とも感じられる情報を脳に叩き込まなければいけません。
時代が進化してもあまり教育のスタイルが大きく変化していないのも、この遅いシステムを鍛える手法はあまり変わらず、多少の効率の良し悪しはあっても近道がないことを示しています。
特に義務教育期は遅いシステムの下地を作る大事な期間です。
学力不振に悩んでいる学生さんはこの遅いシステムが未熟のまま専門学校に入学してきてしまった、とも言い換えられます。
すぐに成果はでないかもしれません。
でも繰り返しトライしていくことで確実に遅いシステムは鍛えられます。
諦めずにコツコツ遅いシステムを鍛えて、国家試験に合格しましょう!
今週のピックアップ
お散歩中に近所の公園で藤を見かけました。
藤といえば例の鬼を滅する作品を思い浮かべる人も多いかと思います。
興行収入がまもなく400億いくそうです。すごいですね…。