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実技ゼミが終了しました🙌
昨日は3年間で最重要のイベント、
「はり師きゅう師国家試験」の日でした。
3年生はこの日に向けて、ずっと勉強を続けてきたのですが、
はてさて、日ごろの実力を発揮できたのでしょうか？
合格発表は3月26日（金）。
まだ1ヶ月近くあるので、もやもやと不安が尽きない日が続きますが、
まずは体調不良等もなく全員が受験できたのは良かったかと思います。
さて昨日の国試からさかのぼること2日前。
3年生の実技ゼミが終了しました。
10月からスタートしたこのゼミでは、
愁訴の局所だけを診るのでなく、全身を診て診察・診断ができること、
解剖学・経絡経穴学を基礎とした体表からの触診技術を身につけること、
そして
基本的な鍼技術の精度を高め、身体に確実に変化・効果が出せること、
を目標に進めてきました。
鍼も灸も治療の手段ではありますが、
皮膚に鍼を刺したり、お灸で刺激するわけですから
少なからず皮膚を傷つける「侵害刺激」でもあります。
だからこそ少ない手数で皮膚の損傷を最小限にし、
最大限の効果を引き出せなければ、
ただただ患者さんにケガをさせているだけになってしまいます
体表に現れる反応や経穴（ツボ）に対して、
ピンポイントで必中させ、効果を引き出すことを繰り返し行ってもらいました。
コロナで予定通りの開催とはいかず、
わずか約5か月間のゼミでしたが、
ゼミ以外の放課後の実技開放時間等でお互い練習するなどして、
技術の向上に努めてくれました。
さすがに国試の2日前まではゼミはやらないだろうと
こちらは思っていたのですが
「私たちは大丈夫ですから、ゼミをやってください！」ということで
国試直前に最後のゼミを開催しました。
そしてこれが5か月間の成果の一部です。
患者さんの自覚症状、姿勢観察による他覚的指標の両方で改善が見られ、
効果が実感できるところまで仕上げてくれました👏👏👏
本当はまだまだ教えておかないといけないことがあったのですが、
まずは卒業後の臨床の場で最も多く遭遇すると考えられる
筋性の「肩こり」と「腰痛」にはしっかりと対応できる力は
最低限、身についたと思います
来年度の3年生にもゼミを開催することが決定しました。
次こそは5月くらいからスタートをして、
もう少し多くのことを教えられると良いのですが…
こうして誕生した実技ゼミの1期生たち
彼らを含めた3年生には
再来週、いよいよ卒業式が控えています。
おそらく彼らなら国試も大丈夫なはず。
ここで得た技術を活かして、
卒業後はバリバリ活躍してくれることを祈っています
（文責／撮影 寺田）
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