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はり・きゅう学科

東洋医学のおはなし~脂性肌~

先日、二十四節気の「大寒」でしたね。

一年の中で一番寒い時期ですが、その中にも春の兆しが感じられる時期です。

ふきのとうや椿、南天の実などが見られるようになってくる季節です。

南天の実は小さく赤い実で、咳止めの作用があるそうですが、実家の庭で見かけていたのはおそらく南天だったのかなと思います。

(田舎育ちなので結構たくさんの植物に囲まれて育ちました。笑)

早く暖かくなってほしい…!!

 

先週は、乾燥肌について書いてみました。

今週は、脂性肌について東洋医学的に考えてみようと思います。

脂性肌はオイリースキンともいわれ、皮脂腺から分泌される皮脂の量と角層の水分量が多く、皮膚が脂っぽくなった状態です。

いわゆる、肌がテカるといった状態です。皮脂量が多く、にきびや吹き出物ができやすいという特徴もあります。

皮脂の分泌の亢進には男性ホルモンが深く関係しているとされていますが、今回は割愛します。

 

東洋医学では、過剰な水分の停滞によって脂性肌になってしまうと考えられています。

「痰湿」といわれる状態です。

また、この痰湿と熱が絡み合った「湿熱」という状態も脂性肌の原因であると考えられます。

痰湿が生み出されたり、停滞したりしてしまう理由のひとつは、「脾胃の機能低下」です。

食べ物、飲み物から得られる栄養や水分は脾胃の働きによって調節されています。

脾の運化作用や胃の腐熟作用といわれる機能です。

脾胃が正常に水分の吸収や運搬ができないと痰湿として体内に停滞してしまうんですね。

 

長期にわたる食べ過ぎ、甘い物、脂肪分を多く含むもの、アルコール類の摂りすぎも湿熱をため込む原因になります。

そして、痰湿はなかなか動かず停滞しやすい性質があり、長い時間停滞していると熱化してしまい「湿熱」と変化してしまいます。

熱は上昇する特徴があるので、身体での上部、つまり顔面部に症状として出てくるのです。

 

また、ストレスが脂性肌に関係しているパターンもあります。

ストレスの影響を受けやすいのは肝です。

肝は全身を巡る気の順調な運行に関わっているので、肝の機能が低下するとホルモンバランスを含む身体の恒常性の維持機能に悪影響を及ぼしてしまいます。

 

脂性肌の改善には、食生活の見直しストレスケア、そして脾胃の機能の整えることが大切なんですね(^^)/