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東洋医学のおはなし~乾燥肌~
コタツが恋しくなるほどの寒さですね。実家にあったのですが、見事に姉妹みんなコタツから動けなくなっていたことを思い出しました…笑
今冬は、寒く乾燥が激しいそうです。
加えて、新型コロナウイルス対策としていつも以上に手指のアルコール消毒が乾燥を倍増させていますね。
私も乾燥しやすいので毎日ハンドクリームが手放せません。
そして乾燥のせいなのか、しょっちゅう紙で手を切ってしまいます…
これが地味に痛い…
乾燥の原因として、空気の乾燥と手洗いや消毒といった外的なものもありますが、体質的なところも大きく関わっています。
血虚といい、血が不足している状態や、血瘀といい、血の流れが悪くなっている状態です。
血は豊富な栄養を持ち、体に潤いと元気をもたらす大事な生理物質です。
東洋医学では一般的にいう、血液とは少し違った捉え方になります。
皮膚だけに限らず、顔色・髪の毛・筋肉なども血によって滋養されていて、正常な感覚や運動の維持にも関わってきます。
皮膚の乾燥と合わせて、
□めまいや立ちくらみ
□こむら返りなどつりやすい
□目のかすみ
□爪が割れやすい
□月経不順や月経痛
これらに当てはまる場合は、血虚である可能性があります。
食事ではいろいろな種類の食材をバランスよく摂るようにし、軽い運動を心がけることが大切です。
夜更かしや目の使い過ぎもよくありません。
□舌や唇、顔色などが紫色や暗紅色
□シミや色素沈着ができる
□さめ肌
□肩こりや頭痛が絶えない
□強い月経痛
これらに当てはまる場合は、血瘀である可能性があります。
食事では身体を温める食材を積極的に摂り、ストレッチもおすすめです。
肌の乾燥にスポットを当ててみましたが、肌荒れと言っても原因・症状はたくさんありますし、改善方法も人それぞれ違います。
皮膚の悩みでも、外からのケアだけでなく、身体の中からケアしていきたいですね!