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コロナに負けないために(`・ω・´)b
秋晴れの気持ちの良い日が続いていますが、
それとは打って変わって、コロナ感染者が再び増え始めました
東京都は連日500人以上の感染者を記録しています
インフルエンザもウイルスで、ウイルスって毎年この秋から冬、
年末年始に多いイメージですよね?
東洋医学でも秋から冬にかけて、肺の病気、すなわち呼吸器系疾患が増えると考えられてきたので、
どうやらこのサイクルは古代から繰り返されているようです。
そしてその原因として「燥邪」が関係すると考えられてもいました。
「燥邪」、すなわち外部環境、空気の乾燥状態が病を引き起こすわけです。
東洋医学(中医学)は中国生まれなので、理論が示している外部環境モデルは
中国、大陸内の環境なので、日本の秋冬の乾燥状態なんて比べようもないほど、
もっと過酷な状況、例えば地面の土がひび割れるくらいの状況を想定しているわけですが、
それでも四季の環境を考えれば、より乾燥が強くなるのはこの時期です。
髪の毛がパサパサになりやすかったり、指先がさか剥けしてひび割れてきたり…
乾燥による症状も日々感じやすくなっているのではないでしょうか?
呼吸器系、東洋医学で言うところの「肺」は乾燥を嫌い、潤いが必要な臓器だと言われています。
この秋冬の時期になると、鼻やのどが乾燥して、空咳が止まらず、喘息などの症状も起きやすくなります
西洋医学的にも同じことを言っています。
[tenki.jpより引用]
肺へ向かう「気道」と呼ばれる気管、気管支の内壁の粘膜には「線毛(せんもう)」と言われる、
細かな毛で覆われていて、粘膜が出す「粘液」の中で動いて、
外から入ってきた異物を、外へ運んで、最終的に痰などにして吐きださせることで、
肺への侵入を防ぐ機能が備わっています。
ところが、乾燥によって「気道」が乾燥し、粘液が少なくなると、
「線毛」は働かなくなり、入ってきた異物を外に排除する機能が低下してしまいます。
そのため、乾燥する時期には呼吸器系の疾患が多くなる、というわけです。
この異物とは空気中に漂うホコリやゴミ、そして菌やウイルスなどです。
したがって気道を乾燥させておくことは
コロナやインフルエンザにもかかりやすくなるということになります
まず吸い込む空気を一定の湿度に保つことが必要になってきます。
元々私は呼吸器系もあまり強い方ではないので、この時期「加湿器」は必需品です。
様々なタイプの加湿器がありますが、自宅用の加湿器とは別に、
知人から勧められて携帯用の加湿器なども愛用しています。
のどがイガイガしたり、鼻が乾燥するときなどしばらく吸い込むだけですっきりしてきます
後はこの時期に常備しているのがこれらのお薬。
秋冬の時期になると
乾燥して痰の絡まない、いわゆる空咳が続いて、夜眠れなくなることが多かった時期があったので
「麦門冬湯(ばくもんとうどう)」のエキス製剤は常備してあります
身体が乾いて、熱っぽくなりやすい「肺陰虚(はいいんきょ)」証による咳に使う処方です。
(漢方薬は決して万人に合うわけではないので、体質や症状をよくみて選びましょう)
もう一つは患者様に勧めていただいた「響声破笛(きょうせいはてき)」。
私は正直、この処方は知らなかったのですが
人前で話す職業の方や歌手の方などが愛用していると言われるお薬だそうで、
のどが荒れて痛んだ時などに対症療法的に使用させてもらっています。
薬を使うところまでは行かないに越したことはないですし、
何よりコロナ感染が深刻化している今、
まずは加湿器等で気道を乾燥させないようにして、予防しておきたいものですね
(文責/撮影 寺田)
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