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東洋医学のおはなし~睡眠についてきく~
夜はしっかり眠れていますか??
長期休みなどで生活リズムが崩れ、昼夜逆転してしまう…ということを経験したことがある人は少なくないかもしれません。
さらに今年は、外出自粛やリモートワークが手伝って、生活リズムが変化した人が多いかと思います。
今回は、睡眠についておはなししようと思います。
主訴が睡眠に関することではない時も、睡眠について尋ねることは多くあります。
睡眠時間、入眠の難易、夢の有無、覚醒時の状態などを確認します。
具体的には、何時に寝て何時に起きるのか、寝つきは悪くないか、中途覚醒がないか、よく夢をみるか、日中眠くなったりしないか、などを質問します。
寝る時間、起きる時間が日によって大きく違わないかということも聞いたりします。
睡眠不足は、生活習慣病の原因にもなるとされていたり、体にとってよくないことと分かっている人がほとんどかと思います。
ショートスリーパーで短時間睡眠で問題ない人もいると思いますが、私は5時間から8時間くらいに睡眠時間でうという方にお会いすることが多いように感じます。
ただ、睡眠は時間以上に質が大切だともいわれていますし、10時間以上の長時間の睡眠はかえってよくない面もあるときいたことがあります。
睡眠時間というのは、よほどのショートスリーパーでない限り、一日に占める割合は多くなります。
ですから、睡眠の状態は、起きているときに負けないくらい体の状態が反映されています。
もちろん寝ているときは自分がどんな状態なのかを把握するのは難しいですが、一緒に暮らしているご家族から、いびきや寝相を指摘されるなんてことを聞くこともあります。
ストレスやちょっとした体調の変化が睡眠に影響することはよくあるので、一時的な睡眠不足はだれしも起こり得ます。
鍼灸は施術の最中にも寝てしまう人がいるくらい、睡眠に対してアプローチが得意です。
次回以降、睡眠をもう少し掘り下げておはなししていこうと思います!