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鍼灸学科

試してトクする💪簡単なツボ その65

皆さん・・こんにちわ

一昨日の4日に、本学科の同窓会主催による「秋の講演会」が開かれました。

初めて本校5階のマルチラーニングスペースを会場での開催で、在校生も参加しました。

私も僭越ながら「手技のいろは」と題して講演をさせていただきました。他にも専任の阿江先生による「鍼灸院の市場と課題、そして展望」や、税理士の先生による「読解力と表現力」、そして同窓会の小野会長による「開業までの準備と題して講演されました。講演後、在校生からも質問が出たりして、とても有意義な時間となりました。

いつもの授業とは異なった雰囲気のなか、我々も、いち鍼灸師として講演したので、学生もある意味新鮮だったと思います。

さて今回のテーマは「かかとの痛み(足底筋膜炎)」です。

仕事等で長時間立ちっぱなしになったり、スポーツなどで飛び跳ねたり、走ったりして足を使いすぎたり・・・こんな経験がある人で踵(かかと)の痛みを感じたことがあると思います。

また筋力低下によって体重が支えきれなくなり、重心が後ろに傾いたりすると自身の体重が踵にのってしまい、痛みを感じることもあります。

特に歩きはじめに痛みを感じますが、歩いていると痛みを感じなくなるという症状が見られたら足底筋膜炎の可能性が考えられます。

そもそも足底筋膜炎という名前自体聞きなれませんが、足の指の付け根から踵にかけて膜状のように張っている組織に炎症が起きたものをいいます。

こうした踵の痛みに対しては「僕参(ぼくしん)」と「水泉(すいせん)」というツボがおすすめです

図引用:医道の日本社 https://www.idononippon.com/blockcalendar/2013/09/13.html

図引用:医道の日本社 https://www.idononippon.com/blockcalendar/2013/02/14.html

僕参は外くるぶし(外果)の斜め下で、アキレス腱の横にある窪みにあります。

水泉は内くるぶし(内果)とかかとの中間にあります。

ツボ刺激は1日に3回、それぞれ5から10秒押さえつつ、軽くもんでみてください